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ビリー・ザ・キッド 21才の生涯 [映画]

2月28日(火)
サム・ペキンパー監督『ビリー・ザ・キッド 21才の生涯』(1973年)WOWOWで鑑賞。

ビリー・ザ・キッド 21才の生涯 特別版 [DVD]

ビリー・ザ・キッド 21才の生涯 特別版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD


19世紀末、アメリカ、ニュー・メキシコ。
無法者のビリー・ザ・キッド(クリス・クリストファーソン)は、仲間たちとフォート・サムナーで暮らしていた。
ある日、ビリーの友人で、一匹狼のバット・ギャレット(ジェームズ・コバーン)がやってくる。
パットは町の有力者から保安官に任命され、ビリーの逮捕を命じられていた。
が、パットはビリーに5日以内に去れ、と告げる。
ビリーがそれを無視すると、留置所にぶち込んだ。
縛り首の8日前、パットが留守の間に、ビリーは他の保安官2名を射ち殺して、逃亡する……。

主演は、サム・ペキンパー作品の常連のジェームズ・コバーン。
ビリー役のクリス・クリストファーソンはシンガーらしい。
脇役で、ボブ・ディランも出ていた。
原題が『Pat Garrett and Billy The Kid』で、要するに2人の友情を描いた映画だか、ジェームズ・コバーンの渋さだけが目立つ。
『ワイルド・バンチ』や『戦争の犬たち』の迫力には到底及ばない。

キャラメルボックス2018スプリングツアー『夏への扉』の稽古13日目。
稽古前にまた2キロ走りました。
タイムは10分50秒で、5秒短縮!
死ぬかと思いました。
13時から、衣裳合わせ。
役が45もある上に、一部の役には着替えもあるので、衣裳の点数は50以上。
全部見るのに、1時間半以上かかりました。
が、スタイリストの花谷律子さんは色使いが華やかなので、見ているだけで楽しかった。
井俣太良さんの「カーチス」役、原田樹里の「ベル」役の衣裳は必見です。
15時から台本稽古。
8・10・11場の動きつけをしました。
残るは9場と12場の二つだけ。
うまく行けば、明日完成です。
頑張るで!
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世界のトイレ [本]

2月27日(火)
ロンリー・プラネット編『世界のトイレ』(河出書房新社)読了

何度でも行きたい 世界のトイレ

何度でも行きたい 世界のトイレ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2016/08/26
  • メディア: 単行本


世界各地のトイレを写真と文章で紹介する。

砂漠のトイレ、氷河のトイレ、崖っぷちのトイレなど、息を飲む写真かいっぱい。
ベリーズのプラセンシア沖の「トイレの島」は、直径30メートルほどの島に、椰子の木10本とトイレが建っている。
なんと、水洗トイレ。
船で通りかかった人が使うの?
でも、トイレット・ペーパーが切れたら、どうするの?
ボリビアのシロリ砂漠のトイレは、砂漠の真ん中に「WC」と書かれた看板が立っているだけ。
建物はおろか、便器もない。
なら、どこでしたっていいじゃん!
というふうに、おもしろい写真がいっぱい。
景色も美しく、とても楽しめた。
お薦めです。

キャラメルボックス2018スプリングツアー『夏への扉』の稽古13日目。
4・5・6場の動きつけの予定でしたが、スムーズに進んだので、7場もやり、さらに4~7場を通しました。
昨日の1~3場と足して、1~7場で71分。
うーん、やはり2時間は越えてしまいそう。
しかし、初演の2時間7分よりは短くなるんじゃないかな。
『夏への扉』にはアクションシーンがないのですが、なぜか新人の島野知也がアクションをやっています。
彼の運動能力は、『おおきく振りかぶって』の「加具山」のピッチングで証明済み。
ただし、今回は一瞬で終わってしまうので、お見逃しのないように!

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パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 [映画]

2月27日(火)
ヨアヒム・ローニング +エスペン・サンドベリ監督『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。



ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)は、幽霊船フライング・ダッチマンの船長として、呪われた運命を生きていた。
ウィルの息子ヘンリー(ブレントン・スウェイツ)は、父の呪いを解くため、ポセイドンの槍を探しに旅に出る。
ヘンリーの乗った船が、海の死神サラザール(ハビエル・バルデム)の襲撃を受ける。
サラザールは、魔の三角地帯の呪いを解くため、ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)のコンパスを探していた。
ヘンリーはサラザールからジャックへの伝言を預かる。
そして、セント・マーティン島に辿り着き、天文学者カリーナ(カヤ・スコデラリオ)と出会う。
ちょうどその頃、街では銀行が新しい金庫のお披露目式を行っていた。
式のクライマックスで頭取が金庫を開けると、中でジャック・スパロウが眠っていた!

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの5作目。
家族向けの娯楽映画なのに、意外とわかりにくい。
誰が何のために、何をしようとしているのか、把握しにくいのだ。
しかし、次から次へと事件が起こるので、すべてを把握しなくても、それなりに楽しめてしまう。
最大の敵はやはり、ハピエル・バルデム。
あの顔と演技力は説得力ありすぎ。
最後はまたしても自己犠牲によるハッピーエンドで、「またこれか」と呆れた。
しかし、これが今のアメリカ国民のニーズなのだろう。

今日は11時から確定申告。
僕は青色申告会に加入していて、毎年、日時を指定されるのです。
会の事務所へ行き、税理士さんと一対一で話をしながら、申告書を書いてもらう。
で、申告書は会から税務署へ提出してもらう。
自分で書かずに済むので、非常に助かっています。
まあ、昨夜は領収書の整理など、準備が大変でしたが。
それでは行ってきます。

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ナターシャ [本]

2月26日(月)
デイヴィッド・ベズモーズギス『ナターシャ』(新潮クレスト・ブックス)読了。

ナターシャ (新潮クレスト・ブックス)

ナターシャ (新潮クレスト・ブックス)

  • 作者: デイヴィッド・ベズモーズギス
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/04/01
  • メディア: 単行本


1980年3月、カナダのトロント。
「私」は小学1年生で、家族とともに、旧ソ連のトラヴィアからやってきたユダヤ人。
同じアパートに住むナフモフスキー夫妻は、タプカという名の犬を飼っていた。
「私」は従姉のヤナとともに、タプカの散歩係となる。
ある日、散歩の帰りに、タプカが自動車に撥ねられてしまう……。
ロシア系ユダヤ人の「私」を主人公にした短編7つからなる連作短編集で、上記は一つ目の『タプカ』。

デイヴィッド・ベズモーズギスは1973年、旧ソ連ラトヴィア生まれ。
1980年にカナダのトロントに家族で移住。
モントリオール大学、南カリフォルニア大学映画学部を卒業。
2004年、短編集『ナターシャ』を刊行。
「チェーホフの再来」と大好評を博す。
亡命ユダヤ人の悲しみをウィットに富んだ文章で描く。
僕は『世界で二番目に強い男』が気に入った。
それにしても、「ベズモーズギス」とは、実に発音しにくい名前。
ユダヤ人にはそうでもないのかしら。

キャラメルボックス2018スプリングツアー『夏への扉』の稽古12日目。
12場の立ち稽古の後、台本3周目に突入。
1場から動きつけ。
これまでの稽古である程度、動きが固まっていたので、3場まで進みました。
それでもまだ時間が残っていたので、1~3場を通しました。
上演時間は30分ちょっと。
おやおや?
このペースで進めば、2時間以内に収まるぞ!
でもでも、この後、ダンス・シーンや転換があるので、やっぱり無理かな?
とにかく、芝居自体は快調なテンポで、とてもおもしろいです。
明日も頑張るぞ!

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追憶 [映画]

2月26日(月)
降旗康男監督『追憶』(2017年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。

追憶 DVD 通常版

追憶 DVD 通常版

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD


四方篤(岡田准一)は富山県警捜査一課の刑事。
妻(長澤まさみ)が流産し、それが元で家を出たばかり。
ある日、氷見漁港で刺殺死体が発見される。
それは、幼馴染みの川端悟(柄本佑)だった。
四方はその前日に川端と25年ぶりに再会して酒を飲んだ。
そして、川端から「明日、啓太(小栗旬)に会いに行く」と聞いていた。
25年前の1992年、13歳の四方は、親に捨てられ、軽食喫茶「ゆきわりそう」を営む仁科涼子(安藤サクラ)に助けられた。
そこには同じよような境遇の川端と田所啓太がいた……。

しっかりした人間ドラマだが、センスの古さに驚いた。
悲しいシーンをいかにも悲しげな雰囲気で撮る。
俳優たちは現代的な感覚で演技していたが、映画そのものはまるで1980年以前に撮られたかのよう。
残念としか言いようがない。

久しぶりにマンガを読もうと思い、三部けい『僕だけがいない街』(角川書店)を読みました。
非常によくできたタイムトラベルものでした。
『バタフライ・エフェクト』のように、過去を自分の思い通りのものに変えるために何度もタイムトラベルする話かと思ったら、途中で全く予想外の展開に。
全8巻が一気でした。
芝居にしたいけど、主人公が29歳の今と、小学生時代を往復するので、一人の役者がやるのはとても難しい。
キャラメルボックスでは無理だなあ。

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スクランブル [本]

2月25日(日)
若竹七海『スクランブル』(集英社文庫)読了。

スクランブル (集英社文庫)

スクランブル (集英社文庫)

  • 作者: 若竹 七海
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2000/07/01
  • メディア: 文庫


1995年1月22日。
15年前、ある女子校の文芸部に所属していた6人が結婚式に出席する。
そのうちの1人は新婦の席にいた。
1980年1月22日。
彦坂夏見が通う新国女子学院のシャワールームで、死体が発見される。
死体は若い女性だったが、同校の生徒でも教員でもなかった。
夏見は文芸部の友人たちと推理を始める……。

若竹七海氏の本はこれが7冊目。
1997年に出版された本で、登場人物の1人、彦坂夏見は1995年出版の『サンタクロースのせいにしよう』にも脇役として出ていた。
典型的な学園ミステリだが、15年後に事件を回想するという形式がミソで、そこで初めて謎が解かれる。
しかも、どんでん返しの連続の末に。
僕も見事に引っかかって、「アッ!」と言わされた。
女子高校生たちの描写が非常にリアルで感心した。
やはりこの人はうまい。

母が病気で実家の近くの病院に入院したため、大学2年の娘とお見舞いに行ってきました。
実家は埼玉県狭山市。
病室は4人部屋で、母のベッドは窓際。
父が付き添っていました。
母は一昨日、手術をしたばかりで、まだ水しか飲めないとのこと。
しかし、話をしているうちに、だんだん活力が出てきて、ホッとしました。
そこへ、母の二番目の姉、一番目の姉の息子、妹がお見舞いに来ました。
母は埼玉県鳩山市の農家の6女で、9人兄弟の7番目。
お見舞いに来た長女の息子は僕の従兄に当たるわけですが、歳は71歳で、僕の15も上。
なんと、元・校長先生だそうです。
病室がいっぱいになったので、2時間ほどで娘と出ました。
母は今年、80歳になりました。
病院でたっぷり養生して、元気になってほしいです。

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エイリアン:コヴェナント [映画]

2月25日(日)
リドリー・スコット監督『エイリアン:コヴェナント』(2017年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。

エイリアン:コヴェナント (2枚組)[4K ULTRA HD + Blu-ray]

エイリアン:コヴェナント (2枚組)[4K ULTRA HD + Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray


宇宙船コヴェナント号は、コールドスリープ中の2000人の入植者を乗せ、惑星オリエガ-6を目指していた。
船内の管理はアンドロイド(アイケル・ファスベンダー)が行っていった。
ある日、大事故が発生して、乗組員たちが目覚める。
処置を終えた頃、近くの惑星から、電波をキャッチする。
それは、女性が歌う『カントリー・ロード』だった。
女性乗組員ダニエルズ(キャサリン・ウォーターストン)が反対したにもかかわらず、船長はコヴェナント号をその惑星に向かわせた……。

エイリアン・シリーズの最新作。
前作『エイリアン・プロメテウス』に続き、一本目の『エイリアン』の前の時代を描く。
僕は『プロメテウス』を見ていないが、問題なく理解できた。
この映画で、あのエイリアンがなぜ生まれたのか、ついに明らかになる。
が、それほど意外ではないし、その謎解きの比重が大きすぎて、乗組員たちの人間ドラマがあまり描かれなかったのは残念。
ガイ・ピアーズが最初の1シーンだけ登場。
この人はこういう役が多いが、何か理由があるのだろうか?

キャラメルボックスの新入団員が発表されました。
今年は女子が2名。
1人はキャラメルボックス俳優教室の14期生(石川彩織・矢野聖と同期)。
もう1人は成井豊・加藤昌史・真柴あずき・西川浩幸が所属していた早稲田大学の演劇サークル「てあとろ50’」の後輩。
デビューに向けて、ビシビシしごいていこうと思います。
詳しくはキャラメルボックスHPをご覧ください。

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サンタクロースのせいにしよう [本]

2月23日(土)
若竹七海『サンタクロースのせいにしよう』(集英社文庫)読了。

サンタクロースのせいにしよう (集英社文庫)

サンタクロースのせいにしよう (集英社文庫)

  • 作者: 若竹 七海
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1999/11/01
  • メディア: 文庫


岡村柊子(しゅうこ)は26歳、独身。
アパートが老朽化したため、転居せざるを得なくなり、友人の彦坂夏見の紹介で、松江銀子の家に転がり込む。
場所は京王線柴崎駅から徒歩15分。
銀子は一軒家で一人暮らしをしていて、家事全般をやってくれば、家賃はタダにすると言う。
銀子と暮らすうち、彼女が映画監督・俳優・エッセイストの松江丈太郎の四女だということか判明する。
そして、この家に老婆の幽霊が住んでいることも……。

若竹七海氏の本はこれが6冊目。
1995年に出版された本。
短編連作ミステリで、7つが収録されている。
23年も前の本だが、舞台は女性2人のシェアハウスで、今の流行の先取りをしている。
『サンタクロースのせいにしよう』というタイトルに惹かれて読んだのだが、これは最初から2つ目の小説で、出来もなかなかよかった。
若竹氏は非常にセンスのよい作家だと思う。

キャラメルボックス2018スプリングツアー『夏への扉』の稽古11日目。
9・10・11場の立ち稽古をしました。
畑中智行の話によると、「ダニエル」役のセリフは全部で600以上あるらしい。
キャラメルボックス32年の歴史の中で、間違いなく最多です。
しかし、畑中は既に11場まで覚えました。
これは凄い!
一番セリフの多い人が、一番先に覚えている。
この姿勢が、カンパニーを引っ張るのだと思います。
座長・畑中智行、見事にみんなを引っ張っています。

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SING/シング [映画]

2月24日(土)
ガース・ジェニングス監督『SING/シング』(2016年)GEOのレンタルDVDで鑑賞

SING/シング [DVD]

SING/シング [DVD]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • メディア: DVD


動物だけが暮らす世界。
コアラのバスター・ムーン(声/マシュー・マコノヒー)は、潰れかかった劇場の支配人。
最後の賭けで、歌のオーディションを開催する。
優勝賞金は1000ドルだったが、秘書のカメレオンの老婆がタイプを打ち間違い、10万ドルと書いたチラシを配ってしまう。
オーディションに集まったのは、自信過剰のハツカネズミ・マイク(声/セス・マクファーレン)、内気な象の少女・ミーナ(声/トリー・ケリー)、25匹の子供たちを育てるの主婦のブタ・ロジータ(声/リース・ウィザースプーン)、ギャングのボスの息子のゴリラ・ジョニー(声/タロン・エガートン)、パンクロッカーのヤマアラシ・アッシュ(声/スカーレット・ヨハンソン)などなど。
しかし、ミーナは緊張のため、歌えない……。

評判がいいので見てみたが、話は期待外れ。
登場人物のキャラクターと歌で魅せる映画だった。
ラストのコンサートの歌の連発はさすがにすばらしかった。
登場人物では、ブタのお母さんが一番気に入った。
彼女のラストのコンサートの歌は圧巻!

昨日の稽古前にまた2キロ走りました。
タイムは10分55秒。
ようやく11分を切ることができました。
でも、これ以上タイムが上がるとは思えない。
それほど全力で走りました。
ノートにタイムを記録しているのですが、3年前のベストが10分34秒。
2年前のベストが10分56秒。
1年前のベストが10分36秒。
10年前は10分前後で走れたのに、体力は着実に落ちているようです。
ストレッチは毎晩入浴後にやっているのですが、こちらも徐々に固くなっている気がする。
でも、腹筋と腕立て伏せはまだまだ大丈夫。
ジョギングも、去年の記録を目指して頑張ります。

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正義のミカタ [本]

2月23日(金)
本多孝好『正義のミカタ』(集英社文庫)読了。

正義のミカタ (集英社文庫)

正義のミカタ (集英社文庫)

  • 作者: 本多 孝好
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/06/25
  • メディア: 文庫


蓮実亮太は18歳で、飛鳥大学の新入生。
高校時代に壮絶なイジメを受けたが、知り合いのいない大学で心機一転、明るいキャンパスライフを送ろうと思っていた。
ところが、入学式の後、イジメの首謀者の畠田と遭遇。
なんと、畠田も飛鳥大学に入学したと言う。
畠田は以前の通り、亮太を殴り、金を要求する。
そこへ、現れた桐生友一が畠田を一瞬でぶちのめしてくれた。
桐生は亮太と同じ新入生で、正義の味方研究会に入っていた。
桐生に連れられ、亮太は正義の味方研究部会の部室に行く……。

本多孝好氏の本を読むのは、これが9冊目。
本多氏にしては珍しい、明るいエンタメ小説で、ちょっと長いが楽しめた。
特に痛快なのは前半。
後半は話がやや重くなり、前半の勢いが消えてしまった。
しかし、主人公・亮太の成長がしっかりと描かれ、ただのエンタメでは終わらない深さがあった。
お薦めです。

キャラメルボックス2018スプリングツアー『夏への扉』の稽古10日目。
7・8・9場の立ち稽古をしました。
みんな、台本を離して、物凄いテンション。
特に9場の畑中智行・筒井俊作・大内厚雄は凄かった。
3日後に初日が来ても大丈夫なのではないかと思いました。
とにかく今回はみんなのエンジンの温まり方が早い。
稽古場が熱い。
再演だから、何をやればいいか、わかっているとは言え、ここまで熱いのは初めてです。
「初演を見たから今回はいいや」と思っているあなた!
油断してはいけませんぜ!

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