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ミッドナイト・バス [本]

7月2日(土)
伊吹有喜『ミッドナイト・バス』(文芸春秋)読了。

ミッドナイト・バス (文春文庫)

ミッドナイト・バス (文春文庫)

  • 作者: 伊吹 有喜
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/08/04
  • メディア: 文庫


新潟県美越市。
高宮利一は49歳、白鳥交通の高速バスの運転手。
妻は15年前に家を出ていき、男で一つで育ててきた息子と娘も、独立して家を出た。
今は東京で小料理屋を営む古井志穂と付き合っていて、今日は初めて彼女を新潟の家に迎える。
彼女を連れて家に入ると、東京でサラリーマンをしている息子・怜司が真っ裸で寝ていた。
どうやら会社を辞めて、実家に帰ってきたらしい‥‥。

伊吹有喜氏の本はこれが4冊目。
つい先日、『かがみの孤城』『ぼくのメジャースプーン』の公演で新潟市に行ったばかりなので、とても身近に感じた。
ドラマもなかなか。
息子と娘が成人した49歳の男というのが、これまた身近に感じられたのだ。
お薦めです。

『7本指のピアニスト』の稽古12日目。
5・6・7場の動き付けをして、最後に5~7場を通しました。
上演時間は、33分。
昨日と合わせて、1~7場が、70分。
松本利夫さんが出ずっぱりで喋って踊って、まさに大車輪の活躍。
キャラメルボックスの畑中智行、筒井俊作、原田樹里も頑張っています。
お楽しみに!


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