名探偵コナン／ベイカー街の亡霊

４月２８日（日）
こだま兼嗣監督『名探偵コナン／ベイカー街の亡霊』（2002年）Netflixで鑑賞。

劇場版 名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊 [DVD]

• 出版社/メーカー: ビーヴィジョン
• 発売日: 2011/02/25
• メディア: DVD

江戸川コナンたちは新型仮想体感ゲーム機「コクーン」の完成披露パーティーを訪れる。
その最中、ゲームの開発者である樫村忠彬がIT企業社長のトマス・シンドラーに刺殺される。
コナンは、樫村がキーボードのJ・T・Rの３カ所に血の跡を残したのを見て、これが実在した殺人鬼のジャック・ザ・リッパーを指していると推理。
100年前のロンドンを舞台としたゲーム内に手がかりがあると考え、ゲームへの参加を決める。
ゲーム内には参加権を手に入れた少年探偵団や灰原哀、毛利蘭も来ていた。
が、ゲームは人工知能ノアズ・アークに乗っ取られてしまう。
ノアズ・アークはシンドラーのもとで２年前に自殺したヒロキ・サワダという少年が開発した成長する人工知能で、自殺直前の彼によって一般の電話回線へ解き放たれていた。
ノアズ・アークは、50人のゲーム参加者全員が脱落すれば彼らの脳を破壊すると宣言し、５種類のステージに参加させる。
コナンたちはジャック・ザ・リッパーを捕らえるシナリオ「オールドタイム・ロンドン」を選択する‥‥。

2002年4月20日に公開された劇場版『名探偵コナン』シリーズの第６作目。
上映時間は107分。興行収入は34億円。
脚本は、前作『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』までの古内一成に代わり、江戸川乱歩賞を受賞した小説家の野沢尚が担当。
息子はシリーズ最高傑作と断言するが、確かになかなかの出来。
倒叙ものなので犯人は最初からわかっているが、最後のどんでん返しはお見事で、ちょっと感動してしまった。
しかし、僕は『天国へのカウントダウン』の方に軍配を挙げる。