スタッフロール [本]
7月24日(日)
深緑野分『スタッフロール』(文藝春秋)読了。
1948年、アメリカ、ニュージャージー州。
マチルダ・セジウィックは2歳。
父の友人で、ハリウッドの脚本家ロニーが見せてくれた影絵の黒い犬を見て、激しいショックを受ける。
やがてマチルダは映画マニアに、中でもクリーチャーが登場するSF映画のマニアになる。
そして、映画の特殊造形師になるため、家出して、ニューヨークに向かう‥‥。
2017年、ロンドン。
ヴィヴィアン・メリルは30歳。
CGアニメーターのメリルは、関わっていた映画がアカデミー賞を逃し、落ち込んでいた。
そこへ、思わぬニュースが飛び込む。
80年代の名作『レジェンド・オブ・ストレンジャー』がリメイクされることになり、そのCGを、ヴィヴの会社が請け負うことになった‥‥。
特殊造形とCG、それぞれの作り手の女性が、50年の時を越えて出会う。
呆れるほど綿密な取材によって、1970年代と2010年代の映画界が極めてリアルに描かれている。
まさに深緑野分氏の真骨頂。
しかし、2人のヒロインのそれぞれの悩み・苦しみが独りよがりで、どうにも共感できない。
これまた、深緑氏の作品の特徴だと思う。
次回作に期待する。
今日は『7本指のピアニスト』の本番初日。
大きな事故もミスもなく幕を下ろし、ホッとしました。
妻と、キャラメルボックスの真柴あずきが見に来てくれました。
終演後は、家族4人で、中野新橋の牛テール店「おっぽや」へ。
今日は妻の57回目の誕生日で、妻のリクエストで出かけたのです。
「おっぼや」は、キャラメルボックスの石原善暢の店。
今日は石原と、副店長の森めぐみがいました。
どの料理もおいしくて、ビックリ!
でも、やっぱり、看板料理の牛テールが最高で、100点満点の満足感でした。
『7本指のピアニスト』と「おっぽや」、どちらも強くお薦めします!
深緑野分『スタッフロール』(文藝春秋)読了。
1948年、アメリカ、ニュージャージー州。
マチルダ・セジウィックは2歳。
父の友人で、ハリウッドの脚本家ロニーが見せてくれた影絵の黒い犬を見て、激しいショックを受ける。
やがてマチルダは映画マニアに、中でもクリーチャーが登場するSF映画のマニアになる。
そして、映画の特殊造形師になるため、家出して、ニューヨークに向かう‥‥。
2017年、ロンドン。
ヴィヴィアン・メリルは30歳。
CGアニメーターのメリルは、関わっていた映画がアカデミー賞を逃し、落ち込んでいた。
そこへ、思わぬニュースが飛び込む。
80年代の名作『レジェンド・オブ・ストレンジャー』がリメイクされることになり、そのCGを、ヴィヴの会社が請け負うことになった‥‥。
特殊造形とCG、それぞれの作り手の女性が、50年の時を越えて出会う。
呆れるほど綿密な取材によって、1970年代と2010年代の映画界が極めてリアルに描かれている。
まさに深緑野分氏の真骨頂。
しかし、2人のヒロインのそれぞれの悩み・苦しみが独りよがりで、どうにも共感できない。
これまた、深緑氏の作品の特徴だと思う。
次回作に期待する。
今日は『7本指のピアニスト』の本番初日。
大きな事故もミスもなく幕を下ろし、ホッとしました。
妻と、キャラメルボックスの真柴あずきが見に来てくれました。
終演後は、家族4人で、中野新橋の牛テール店「おっぽや」へ。
今日は妻の57回目の誕生日で、妻のリクエストで出かけたのです。
「おっぼや」は、キャラメルボックスの石原善暢の店。
今日は石原と、副店長の森めぐみがいました。
どの料理もおいしくて、ビックリ!
でも、やっぱり、看板料理の牛テールが最高で、100点満点の満足感でした。
『7本指のピアニスト』と「おっぽや」、どちらも強くお薦めします!