トム・ホーン：成井豊の公式ブログ：SSブログ

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トム・ホーン　[映画] [編集]

４月２０日（木）
ウィリアム・ウィアード監督『トム・ホーン』（１９８０年）WOWOWで鑑賞。

出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
発売日: 2015/12/16
メディア: DVD Audio

２０世紀初頭、アメリカ西部。
トム・ホーン（スティーブ・マックイーン）は、かつて賞金稼ぎとして名を馳せ、ジェロニモの追撃にも貢献した伝説の男。
ワイオミング州のハガービルで、牛泥棒を始末する仕事を請け負う。
昔ながらの早射ちで泥棒たちを射殺していくトムを、町の人々は冷酷な殺人者と見なし、敬遠した。
トムは、小学校の教師グレンドレーネ（リンダ・エヴァンス）と恋仲になるが、彼女も生き方を変えないトムから離れて行った。
ある日、ハガービルで、１４歳の少年が射殺される事件が起こった。
トムの名声を妬む連邦保安官のジョー・ベルは、トムを罠にハメて、トムが犯行を認めたと言い立てた‥‥。

原題は『Tom Horn』。
実在した賞金稼ぎトム・ホーンの自伝を元に、彼の最期を描いた西部劇。
スティーブ・マックイーンが製作総指揮と主演を務めた。
撮影中に悪性の中皮腫と診断されたマックイーンの生涯最後の西部劇。
その後、バズ・キューリック監督『ハンター』に出演し、１９８０年１１月に死去。
わずか５０歳だった。
『荒野の七人』『大脱走』『ブリット』『ゲッタウェイ』『パピヨン』『タワーリング・インフェルノ』など数々の名作に主演した大スターだが、晩年は演技派への転向を目論み、もがき、結局果たせずに終わった。
徹頭徹尾、アクション俳優だったのだ。
『トム・ホーン』は原点回帰だったが、出来は並以下。