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アンソニーのハッピーモーテル [映画]

3月5日(火)
ウェス・アンダーソン監督『アンソニーのハッピーモーテル』(1996年)AmazonPrimeで鑑賞。

アンソニーのハッピー・モーテル [DVD]

アンソニーのハッピー・モーテル [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • 発売日: 2015/07/24
  • メディア: DVD


アメリカ・アリゾナ州。
アンソニー・アダムス(ルーク・ウィルソン)は心の病気で入院していたが、無事に退院。
迎えに来た友人のディグナン(オーウェン・ウィルソン)から、強盗で一発当てようと誘われる。
車の運転担当として、ボブ・メイプルソープ(ロバート・マスグレーヴ)が加わり、郊外の書店を襲撃して成果を上げる。
その後泊ったモーテルの客室係・イネス(ルミ・カバソス)に、アンソニーは一目惚れしてしまう。
ディグナンはかつてのボスであるMr.ヘンリー(ジェームズ・カーン)のもとへ行き、兵器工場の金庫を狙う計画に誘われる‥‥。

原題は『Bottle Rocket』。
ウェス・アンダーソン監督の商業映画デビュー作。
テキサス大学在学中に出会った友人オーウェン・ウィルソンと共同執筆した脚本を映画化した13分の短編映画『Bottle Rocket』(1994年)が注目され、長編映画としてリメイクしたのが本作。
元の短編でもオーウェン・ウィルソンとルーク・ウィルソン(実の兄弟)が主人公の2人を演じていたが、リメイクではプロの俳優を起用する予定だった。
が、資金不足のため、映画出演の経験のないウィルソン兄弟が演じることになった。
さらに、オーウェンとルークの兄で既に俳優として活動していたアンドリュー・ウィルソンも脇役で出演し、ウィルソン3兄弟の共演作となった。
出来はまあ、ウェス・アンダーソン監督らしいユルいコメディで、あまりおもしろくはない。
シンメトリーも全くない。
こんな映画によくジェームズ・カーンが出演してくれたものだ。
彼はマイナーな映画でよく見かける。
大物なのに大物然としない、フットワークの軽い人なのだろう。

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