ロブスター：成井豊の公式ブログ：SSブログ

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ロブスター　[映画] [編集]

３月１７日（日）
ヨルゴス・ランティモス監督『ロブスター』(2015年）AmazonPrimeで鑑賞。

出版社/メーカー: Happinet
発売日: 2018/03/02
メディア: DVD

結婚して子孫を作ることが義務付けられた近未来。
妻に捨てられたデイヴィッド（コリン・ファレル）は郊外のホテルへ送られる。
そこで45日以内に配偶者となる女性を見つけなければ、動物の姿に変えられてしまう。
ホテルのマネージャー（オリヴィア・コールマン）になりたい動物を聞かれて、デヴィッドは「ロブスター」と応える。
そこで生活するうち、滑舌の悪い男・ロバート（ジョン・C・ライリー）、足の悪い男・ジョン（ベン・ウィショー）と親しくなる。
が、配偶者となる女性は見つけられず、デイヴィッドは独身者たちが暮らす森へ逃げ込む。
森では独身者たちがリーダー（レア・セドゥ）の命令に従って行動していた。
彼らには「恋愛禁止」のルールがあったが、デイヴィッドはそれを破り、近視の女（レイチェル・ワイズ）と恋に落ちてしまう‥‥。

原題は『The Lobster』。
ギリシャ・フランス・アイルランド・オランダ・イギリス合作映画。
第68回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。
監督は、ギリシア出身で、『哀れなるものたち』で第80回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、第96回アカデミー賞４部門を受賞したヨルゴス・ランティモス。
中身はSFで、設定の奇抜さは見事だが、現実感がなさすぎて、寓話というよりお伽噺のよう。
まあ、そういう作風の監督なので、文句をつけても仕方ない。
僕が楽しめなかっただけ。