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すぐわかるキリスト教絵画の見かた [本]

10月25日(水)
千足伸行『すぐわかるキリスト教絵画の見かた』(東京書籍)読了。

すぐわかる キリスト教絵画の見かた

すぐわかる キリスト教絵画の見かた

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東京美術
  • 発売日: 2005/09/01
  • メディア: 単行本


成城大学文芸学部教授の千足伸行が、キリスト教絵画をテーマ別に紹介する。

「すぐわかる」シリーズはこれが6冊目。
ヨーロッパは中世の間、キリスト教絵画ばかりが描かれていた。
その間に、聖書に基づいた定番のテーマが定まった。
「天地創造」「楽園追放」「キリスト降誕」「東方三博士の礼拝」「最後の晩餐」などなど。
この本に取り上げられただけでも、80ある。
登場人物をどのように描くかのパターンも決まった。
聖母マリアは処女を象徴する青と赤の服を着る。
男の生首を持っているのは、ユーディトかサロメ。
生まれたばかりのキリストは白く光り輝く。
様々な決まり事がわかってくると、「これはパターン通り」「これはパターンを外した」と判断できる。
ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロの革新性と完成度もわかってくる。
絵画を見る楽しみが深まってきた。

文化庁+日本劇団協議会『ケンジ先生』の仕込み2日目。
1600から、場当たり開始。
きわめて順調に進み、夕食休憩を挟んで、2030に終了しました。
定員100名の劇場なので、どの席からでもよく見えるし、よく聞こえる。
小さな劇場で見る贅沢というのもあるのだなあと思いました。
カッコいい美術、美しい照明、デカイ音楽。
そして、魅力的な役者たちのおもしろい演技。
『ケンジ先生』はきっとどなたにも楽しんでもらえると思います。
明日はゲネプロと本番初日。
ご来場を心よりお待ちしています。
キャラメルボックス2017グリーティングシアター『光の帝国』大阪公演の初日、10月27日(金)19時の回に、撮影OKタイムと、終演後に出演者によるハイタッチが行われることになりました。
こちらもご来場をお待ちしています。
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