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バレエの宇宙 [本]

2月10日(土)
佐々木涼子『バレエの宇宙』(文春新書)読了。

バレエの宇宙 (文春新書)

バレエの宇宙 (文春新書)

  • 作者: 佐々木 涼子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2001/09
  • メディア: 新書


東京女子大学教授の佐々木涼子が、バレエの歴史と現在を解説する。

バレエが始まったのは16世紀のフランス宮廷。
その頃は王自らが踊ったらしい。
17世紀後半には宮廷から外に出て、商業化。
デュプレ、カマルゴなど、職業的舞踏家が人気を集める。
19世紀には、『ジゼル』『ラ・シルフィード』『コッペリア』などのロマンチック・バレエが流行。
しかし、19世紀後半には、バレエ自体の人気が衰退。
ところが、ロシアではむしろ盛んになり、チャイコフスキーの三大バレエ『白鳥の湖』『眠りの森の美女』『くるみ割り人形』が作られる。
これがヨーロッパに広まり、バレエの人気は復活する。
そのきっかけとなったのは、1907年5月にパリのシャトレ座で行われた公演で、主演はヴァツラフ・ニジンスキーだった。
2001年に出版された本なので、情報がやや古いが、バレエ入門に最適な本。
素人の僕にもよくわかりました。

今日は10時から、北千住のシアター1010に行き、ドラマ・リーディング教室の4回目のレッスンをしてきました。
最初の30分は発声練習。
滑舌について詳しく解説した後、劇団四季がやっている「母音法」をやってもらいました。
で、残りの90分はテキストを読みました。
まだ4回目なのに、皆さん、1回目より大分巧くなっていた。
きっと家でたくさん練習しているのでしょう。
3月の発表会が楽しみです。
14時から、座・高円寺へ行き、オフィス鹿プロデュース『おたまじゃくし』を鑑賞。
なんと、タイムトラベルものでした。
タイムトラベルものの専門家として、いろいろ言いたいことはあったけど、主演の二人、D-BOYSの鈴木裕樹君と宮崎秋人君はとてもよく頑張っていた。
東京公演は2月12日まで。
その後、大阪ABCホールで、2月15日から18日までです。
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