まとまったお金の唄 [本]
11月30日(土)
松尾スズキ『まとまったお金の唄』(白水社)読了。
1970年、大阪。
蒼木家は、母・ヒトエ、長女・ヒカル、次女は・スミレの3人暮らし。
父は飛び下り自殺で亡くなった。
家の西側の離れには、京大生の馬場が下宿していて、そこに恋人の蝶子が転がり込んだ。
蝶子は自称・革命家で、テロを狙っていた……。
劇団大人計画で、松尾スズキ演出で、2006年5月に初演された脚本。
「ヒトエ」は荒川良々、「ヒカル」は阿部サダヲ、「馬場」は宮藤官九郎が演じた。
全編大阪弁で、いつも通りの猥雑な世界だが、ところどころのギャグがいちいちおもしろく、ラストもしっかりサプライズがあった。
松尾氏はやはりうまい。
そして、おもしろい。
僕が作りたい世界とは全く違うが、そんな僕が読んでも、充分に楽しめた。
松尾スズキ『まとまったお金の唄』(白水社)読了。
1970年、大阪。
蒼木家は、母・ヒトエ、長女・ヒカル、次女は・スミレの3人暮らし。
父は飛び下り自殺で亡くなった。
家の西側の離れには、京大生の馬場が下宿していて、そこに恋人の蝶子が転がり込んだ。
蝶子は自称・革命家で、テロを狙っていた……。
劇団大人計画で、松尾スズキ演出で、2006年5月に初演された脚本。
「ヒトエ」は荒川良々、「ヒカル」は阿部サダヲ、「馬場」は宮藤官九郎が演じた。
全編大阪弁で、いつも通りの猥雑な世界だが、ところどころのギャグがいちいちおもしろく、ラストもしっかりサプライズがあった。
松尾氏はやはりうまい。
そして、おもしろい。
僕が作りたい世界とは全く違うが、そんな僕が読んでも、充分に楽しめた。