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脳にきく色 身体にきく色 [本]

1月18日(土)
入倉隆『脳にきく色 身体にきく色』(日経プレミアシリーズ)読了。

脳にきく色身体にきく色 日経プレミアシリーズ

脳にきく色身体にきく色 日経プレミアシリーズ

  • 作者: 入倉 隆
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2016/08/09
  • メディア: 新書


芝浦工業大学工学部教授の入倉隆が、色が人体に与える影響を解説する。

〇古代の日本には、色を表す言葉は4つしかなかった。「白」「黒」「赤」「青」。この4つは「い」をつけて、形容詞になるが、他は「茶色い」「黄色い」など、「色い」をつけなければならない。
〇赤、オレンジ、黄色は近くに見え、青は遠くに見える。赤などを「進出色」、青を「後退色」と言う。
〇碁石の直径は、白が21,9ミリ、黒が22,2ミリ。白が膨張色、黒が収縮色なので、これで同じ大きさに見える。
〇赤や黄色は目立ちやすい。「誘目性(ゆうもうせい)が高い」と言う。
〇黄色くて弱い光は寛ぎと心地よさを与える。
〇クリエイティブな仕事場には緑色の光が最適。
〇覚えたい時はピンク色の蛍光ペンを使う。
色についてのウンチクがいろいろ学べて、タメになった。
ドラマ・リーディング教室.jpg
来る2月9日、北千住シアター1010の稽古場で、ドラマ・リーディング教室の発表会が開催されます。
今年の演目は、O・ヘンリの『最後の一枚の葉』と『罪と覚悟』。
無料ですので、ぜひぜひお越しください。
お待ちしています!


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