ノースライト [本]
2月20日(土)
横山秀夫『ノースライト』(新潮社)読了。
埼玉県所沢市。
青瀬稔は一級建築士で、友人の岡嶋昭彦の事務所に勤めている。
去年の11月、吉野陶太という人物に「あなたが住みたい家を作ってください」と頼まれ、信濃追分に家を作った。
北からの柔らかな光(ノースライト)を取り入れた斬新なデザインは、建築業界で高く評価された。
ところが、ある日、その家に誰も住んでいないという噂を聞く。
岡嶋と二人で訪ねてみると、家の中は空。
二階の一室に、ブルーノ・タウトのデザインらしい椅子が一脚あるだけだった。
青瀬は吉野の行方を探し始める……。
横山秀夫氏の本はこれが15冊目。
このミステリーがすごい!2020年度第2位。
前作の『64』以来6年ぶりの新作だが、質の高さは相変わらず。
警察小説で有名な人なった人だが、なんと今回は警察が全く出てこない。
失踪事件は起きるので、一応ミステリーではあるが、むしろ人間ドラマと言った方がいい。
が、ジャンルが何であろうと、おもしろさに変わりはない。
お薦めです。
横山秀夫『ノースライト』(新潮社)読了。
埼玉県所沢市。
青瀬稔は一級建築士で、友人の岡嶋昭彦の事務所に勤めている。
去年の11月、吉野陶太という人物に「あなたが住みたい家を作ってください」と頼まれ、信濃追分に家を作った。
北からの柔らかな光(ノースライト)を取り入れた斬新なデザインは、建築業界で高く評価された。
ところが、ある日、その家に誰も住んでいないという噂を聞く。
岡嶋と二人で訪ねてみると、家の中は空。
二階の一室に、ブルーノ・タウトのデザインらしい椅子が一脚あるだけだった。
青瀬は吉野の行方を探し始める……。
横山秀夫氏の本はこれが15冊目。
このミステリーがすごい!2020年度第2位。
前作の『64』以来6年ぶりの新作だが、質の高さは相変わらず。
警察小説で有名な人なった人だが、なんと今回は警察が全く出てこない。
失踪事件は起きるので、一応ミステリーではあるが、むしろ人間ドラマと言った方がいい。
が、ジャンルが何であろうと、おもしろさに変わりはない。
お薦めです。
2021-02-20 16:51
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