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N [本]

5月2日(月)
道尾秀介『N』(集英社)読了。

N (集英社文芸単行本)

N (集英社文芸単行本)

  • 作者: 道尾秀介
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2021/10/05
  • メディア: Kindle版


ミステリー作家・道尾秀介の、短編6つから成る連作短編集。

道尾秀介氏の本はこれが28冊目。
巻頭に、短編6つをどの順番で読んでもよいとあり、それぞれの冒頭1ページが紹介されていた。
で、奇数番目の作品は上下逆に印刷されていた。
1作目『名のない毒液と花』は上下逆なので、78ページから始まり、14ページで終わった。
で、2作目の『落ちない魔球と鳥』は81ページから始まり、139ページで終わった。
僕は順番通りに読んだが、確かに順番を変えても大丈夫だし、変えれば別の楽しみ方ができると思った。
が、普通に印刷してもそれは可能だし、奇数番目の作品が上下逆に印刷されていたことで、読書の中断・再開の際に何度も本の開き方を迷った。
あまり意味のない工夫だったと思う。
とは言え、中身はサプライズに満ち溢れていて、とても楽しめた。

辻村深月シアター『かがみの孤城』『ぼくのメジャースプーン』の稽古25日目。
12時より、2作品の衣裳合わせ。
膨大な点数でしたが、ほとんどNGがなく、1時間15分ほどで終わりました。
その後は、『かがみの孤城』の稽古10日目。
ダンス返し、12場の動き付け。
その後は、1場、1・2場、2・3場というふうに、尻取り形式で進めていく「尻取り稽古」で、6・7場までやりました。
19時より、ヘアメイクの打ち合わせ。
2作品の登場人物全員の髪型を決めました。
稽古も5週目に入り、いよいよ本番が近づいてきたという感じ。
さらに頑張ります。
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