西部の男：成井豊の公式ブログ：SSブログ

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西部の男　[映画] [編集]

１０月２０日（木）
ウィリアム・ワイラー監督『西部の男』（１９４０年）AmazonPrimeで鑑賞。

出版社/メーカー: ファーストトレーディング
発売日: 2011/02/22
メディア: DVD

１８８０年代、アメリカ、テキサス。
土地の顔役のロイ・ビーン（ウォルター・ブレナン）は、酒場の経営者で、自称・判事。
自分の酒場で裁判を行い、牧畜業者の味方をして、農民に迫害を加えていた。
馬泥棒の嫌疑で捕えられたコール・ハードン（ゲイリー・クーパー）は、ロイが女優リリー・ラングトリーに憧れを抱いているのを知り、自分はリリーの髪の毛を持っていると嘘をついて、判決を保留させる。
農民がロイに私刑を加えようとすると、コールは両者を調停し、ロイにリリーの髪の毛を与えるかわりに、牛の群れを農民の土地から外に出すと約束させた。
コールは、マシューズ老人の娘ジェーン＝エレン（ドリス・ダベンポート）から髪の毛をもらい、リリーのものと称してロイに渡した‥‥。

原題は、『The Westerner』。
ウォルター・ブレナンは本作により、第１３回アカデミー賞助演男優賞を受賞した。
ウィリアム・ワイラー監督は『ローマの休日』(1953)が有名だが、アカデミー賞の作品賞と監督賞の同時受賞を３回している。
その３回とは、
『ミニヴァー夫人』 (1942)
『我等の生涯の最良の年』 (1946)
『ベン・ハー』 (1959)
ちなみに、監督賞のノミネートは１２回で、これは現在でも最多記録。
１９３０年代から５０年代に活躍した、ジョン・フォード監督と並ぶ巨匠。
しかし、この『西部の男』はイマイチだった。