汚れた顔の天使：成井豊の公式ブログ：SSブログ

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汚れた顔の天使　[映画] [編集]

１０月２１日（金）
マイケル・カーティス監督『汚れた顔の天使』（１９３８年）AmazonPrimeで鑑賞。

出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日: 2005/02/04
メディア: DVD

ロッキー・サリバンとジェリー・コノリーは貧民街に生まれ、幼い頃から親友。
ある日、貨車に侵入して、ペンを盗んでいることを警備員に見つかる。
ロッキーは捕まり、ジェリーは逃げ切った。
ロッキーは少年鑑別院に送られ、その後も犯罪を繰り返し、悪名高いギャングとなった。
強盗殺人で１５年を刑務所で過ごし、ロッキー（ジェームズ・キャグニー）が街に帰ってくる。
ジェリー（パット・オブライエン）は神父となり、貧民街の子供たちの善導に当たっていた。
ロッキーはかつての部下で弁護士のジム・フレイザー（ハンフリー・ボガード）の元へ行き、１５年前に預けた金を返せと言う。
フレイザーは、今のボスのマック・キーファー（ジョージ・バンクロフト）に連絡し、ロッキー抹殺を企む‥‥。

原題は、『Angels with Dirty Faces』。
ジェームズ・キャグニーお得意のギャング役だが、若い頃よりはるかに板についてきて、説得力が出てきた。
ジェームズ・キャグニーとパット・オブライエンは、劇中の設定と同じく、私生活でも親友だったそうで、本作は２人が共演した９つの映画のうちの６作目に当たる。
監督は、『カサブランカ』（1942年）、『ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ』（1942年）のマイケル・カーティスで、さすがに話の作り方が巧い。
最後はちょっと感動してしまった。
お薦めです。