腰抜け二丁拳銃：成井豊の公式ブログ：SSブログ

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腰抜け二丁拳銃　[映画] [編集]

１０月２２日（土）
ノーマン・マクロード監督『腰抜け二丁拳銃』（１９４９年）AmazonPrimeで鑑賞。

出版社/メーカー: ジュネス企画
発売日: 2006/06/26
メディア: DVD

１９世紀、アメリカ西部
カラミティー・ジェーン（ジェーン・ラッセル）は懲役１０年で服役中だったが、、ジョンソン知事から、インディアンに武器を密売するギャングを捕らえるよう頼まれる。
敵の目を欺くため、歯医者ペインレス・ピーター・ポッター（ボブ・ホープ）を誘惑して、結婚。
新婚夫婦として、幌馬車隊に加わる。
幌馬車にはダイナマイトが隠されていた。
ピーターは歌に夢中になり、インディアン居住地に迷い込んでしまう。
インディアンに襲われ、目をつぶって拳銃を撃つと、インディアン１１名が倒れる。
実は、ジェーンが彼の背後から射ったのだが、ピーターは英雄に祭り上げられてしまう‥‥。

原題は、『The Paleface』。
ボブ・ホープ主演の「珍道中シリーズ」の中の１作。
主題歌の「ボタンとリボン」（ジェイ・リビングストンとレイ・エバンズによる）は、第２１回アカデミー賞で歌曲賞を受賞した。
歌のあるアクションコメディ。
意外と脚本がしっかりしていて、ヒロインのジェーン・ラッセルがまじめに話を進める横で、ボブ・ホープが失敗しまくる、という形式。
ボブ・ホープはセリフのおかしさで笑わせるコメディアンで、センスが良く、歌もうまい。
長年、アカデミー賞の授賞式の司会をしていて、僕も一度だけ見たことがある。
日本で言えば、森繫久彌のような存在だと思う。