なんとかしなくちゃ。青雲編 [本]
7月28日(金)
恩田陸『なんとかしなくちゃ。青雲編』(文藝春秋)読了。
「これは、梯結子の問題解決及びその調達人生の記録である。」
1970年、東京。
梯結子(かけはしゆいこ)は、梯家の四人兄弟の末っ子。
父・剛は、大阪で代々続く海産物問屋の息子。
母・美津子は、東京の老舗和菓子屋の娘。
幼い頃から、自分が「キモチワルイ」と思ったことをそのままにしておけず、独力で解決してきた。
父からは「おもろい子やなー。才能あるなー。なんの才能かまだよう分からんけど」と言われ、祖母からは「商売でもいけるけど、商売にとどまらない、えらいおっきいこと、やりそうや」と期待された。結子が初めてその才能を発揮したのは、わずか5歳の時だった‥‥。
恩田陸氏の本はこれが70冊目。
恩田氏が「梯結子」の人生を語る、という形式で、まるで司馬遼太郎のように、しばしば恩田氏本人が登場して、意見や経験を述べる。
ファンタジーでもミステリでもSFでもない、ちょっと変わった女の一代記。
なんと、巻末に「終わらなかった、続編を待ってくれ」とのお詫びが入っていた。
ならば、待とう。
今日は9時から、西葛西の東京俳優・映画&放送専門学校のワークショップの2日目。
昨日と同じく、1年生の2クラスで3時間ずつやりました。
その後、19時から、ナッポス・プロデュース『嵐になるまで待って』本番5ステージ目。
上演時間は1時間58分57秒。
前回より57秒短縮し、初めて1時間59分を切りました。
やっぱりテンポがいいと、おもしろい。
キャラメルボックスの筒井俊作が見に来てくれました。
残り2日、3ステージ。
頑張ります!
恩田陸『なんとかしなくちゃ。青雲編』(文藝春秋)読了。
「これは、梯結子の問題解決及びその調達人生の記録である。」
1970年、東京。
梯結子(かけはしゆいこ)は、梯家の四人兄弟の末っ子。
父・剛は、大阪で代々続く海産物問屋の息子。
母・美津子は、東京の老舗和菓子屋の娘。
幼い頃から、自分が「キモチワルイ」と思ったことをそのままにしておけず、独力で解決してきた。
父からは「おもろい子やなー。才能あるなー。なんの才能かまだよう分からんけど」と言われ、祖母からは「商売でもいけるけど、商売にとどまらない、えらいおっきいこと、やりそうや」と期待された。結子が初めてその才能を発揮したのは、わずか5歳の時だった‥‥。
恩田陸氏の本はこれが70冊目。
恩田氏が「梯結子」の人生を語る、という形式で、まるで司馬遼太郎のように、しばしば恩田氏本人が登場して、意見や経験を述べる。
ファンタジーでもミステリでもSFでもない、ちょっと変わった女の一代記。
なんと、巻末に「終わらなかった、続編を待ってくれ」とのお詫びが入っていた。
ならば、待とう。
今日は9時から、西葛西の東京俳優・映画&放送専門学校のワークショップの2日目。
昨日と同じく、1年生の2クラスで3時間ずつやりました。
その後、19時から、ナッポス・プロデュース『嵐になるまで待って』本番5ステージ目。
上演時間は1時間58分57秒。
前回より57秒短縮し、初めて1時間59分を切りました。
やっぱりテンポがいいと、おもしろい。
キャラメルボックスの筒井俊作が見に来てくれました。
残り2日、3ステージ。
頑張ります!