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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 [映画]

8月27日(日)
ウェス・アンダーソン監督『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2022年)AmazonPrimeで鑑賞。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2022/04/27
  • メディア: Blu-ray


1975年。
「ザ・フレンチ・ディスパッチ」は、アメリカ中西部の新聞「ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン」の別冊雑誌。
1925年創刊で、フランスの街アンニュイ=シュール=ブラゼに編集部があり、世界50カ国に50万人の読者がいる。
創刊者で編集長のアーサー・ハウイッツァー・Jr.が急死したことで、彼の遺言通りに廃刊することが決まる。
現在編集中の雑誌は最終号となり、編集長への追悼を込め、1つのレポートと3つの物語が掲載されることになった。
その中身は、
〇「自転車レポート」エルブサン・サゼラック記者による、編集部がある街、アンニュイ=シュール=ブラゼの紹介をするエピソード。
〇「確固たる(コンクリートの)名作」は、美術批評家J.K.L.ベレンセンによる芸術紹介で、殺人で服役している天才画家、その価値を見出した画商、そして絵画のモデルとなっている看守のエピソード。
〇「宣言書の改定」は、ルシンダ・クレメンツ記者による学生運動の記録で、学生運動のリーダーと、それに恋する会計係の学生らのエピソード。
〇「警察署長の食事室」は、祖国を追われたローバック・ライト記者による、美食家の警察署長と、お抱えシェフのエピソード。

出演者は、ビル・マーレイ、ベニチオ・デル・トロ、フランシス・マクドーマンド、ジェフリー・ライト、エイドリアン・ブロディ、ティルダ・スウィントン、ティモシー・シャラメ、レア・セドゥ、オーウェン・ウィルソン、マチュー・アマルリック、エリザベス・モス、エドワード・ノートン、ウィレム・デフォー、クリストフ・ヴァルツ、シアーシャ・ローナンなどなど、とんでもない豪華キャスト。
ウェス・アンダーソンらしく、現代のしょーもない御伽噺を、徹底的にシンメトリーな画像で描いていく。
シアーシャ・ローナンの出番はほんの少しだったが、大人の女性を演じていて、印象的だった。

今日は、10時から日本演出者協会の理事会、12時から総会でした。
私は2期4年にわたって理事を務めてきましたが、今日が2期の最後の日。
無事に総会が終わって、ホッとしました。

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