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東京ジョー [映画]

12月31日(日)
スチュワート・ヘンスラー監督『東京ジョー』(1949年)AmazonPrimeで鑑賞。

東京ジョー [DVD]

東京ジョー [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2005/09/28
  • メディア: DVD


1949年、東京。
第二次世界大戦で空軍パイロットとして活躍していたジョー(ハンフリー・ボガート)が8年ぶりに日本へ帰ってくる。
彼は、東京・銀座一丁目で「Tokyo Joe's」というレストランを経営していた。
旧友のイトー(テル・シマダ)と再会したジョーは、かつての妻トリーナ(フローレンス・マーリー)が占領軍の将校と結婚し、一人娘アニヤ(ローラ・リー・ミッシェル)と共に日本に住んでいることを知る。
また、イトーから紹介されたキムラ男爵(早川雪洲)から、実はトリーナが戦争中に反米プロパガンダ放送に加担していたことを知らされる。
もし男爵がそれを公にすれば、トリーナは戦争犯罪に問われてしまう。
ジョーは、男爵が秘密を守ることを条件に、韓国から日本人の戦争犯罪人を脱出させる計画に参加する‥‥。

原題は『Tokyo Joe』。
東京ロケが行われているが、ハンフリー・ボガードは来日していない。
ロケではいつも後ろ姿で、明らかにスタンドインが入っている。
が、日本の風俗や文化には間違いが一つもなく、ハリウッドだってやればできるんじゃないかと思った。
話も結構よく出来てきて、楽しむことができた。
ちょっと『カサブランカ』(1942年)に似ているが。
ハンフリー・ボガードが日本語のセリフをしゃべるのがうれしかった。
あと、店の看板が「東京ヂョー」となっていたのも。
早川雪洲は戦前戦後のハリウッドスターだが、僕は『戦場にかける橋』(1957年)でしか見たことがなかった。
迫力はあるが、演技は下手だった。
お薦めです。

セッシュウ! 世界を魅了した日本人スター・早川雪洲

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  • 作者: 中川織江
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/02/01
  • メディア: Kindle版



戦場にかける橋 HDデジタルリマスター版 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2012/10/03
  • メディア: Blu-ray



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