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サンドラの週末 [映画]

2月29日(木)
リュック&ジャン=ピエール・ダルデンヌ監督『サンドラの週末』(2014年)AmazonPrimeで鑑賞。

サンドラの週末 [DVD]

サンドラの週末 [DVD]

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2015/11/27
  • メディア: DVD


ベルギー。
サンドラ(マリオン・コティヤール)は夫マニュ(ファブリツィオ・ロンジョーネ)、子供2人と暮らす労働者。
鬱病で長く休職していたが、ようやく復職することになる。
ところが金曜日、会社が職員へのボーナス支給のために1人解雇しなくてはならず、サンドラを解雇すると通告してくる。
同僚のとりなしで社長と交渉すると、社長は週明けの月曜日に職員たちによる投票を行い、ボーナスを諦めてサンドラの復職に賛成する者が多ければ復職させる、と約束する。
サンドラは週末、自分に投票してほしいと、同僚たちを説得して回る‥‥。

リュック&ジャン=ピエール・ダルデンヌ監督の映画を見るのは、これが7本目。
原題は『Deux jours, une nuit』。
ベルギー・フランス・イタリア合作映画。
何とも辛い話だった。
サンドラは最初から最後まで、同僚たちの家を次々と訪ねていき、ボーナスを諦めて自分を復職させてほしいと訴える。
了解する人もいれば、断る人もいる。
断られるたびに、サンドラは深く傷つく。
見ている方も傷つく。
マリオン・コティヤールのリアルな演技が凄い。
この映画でアカデミー主演女優賞にノミネートされたのも当然。(惜しくも受賞は流した)
ダルデンヌ兄弟組のレギュラーのオリヴィエ・グルメは、サンドラの復職を阻止しようとする主任の役で、出番は1回だけだった。
ちょっと残念。
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