22世紀の民主主義 [本]
2月29日(木)
成田悠輔『22世紀の民主主義』(SB新書)読了。
イェール大学准教授で、半熟仮想株式会社代表の成田悠輔が、22世紀へ向けて新たな民主主義を提案する。
その新たな民主主義とは「無意識民主主義」で、全国民の無意識をモニタリングして、その結果で政策を決めていけば、選挙も議員もいらないという考え。
それはともかく、前半の現状の分析はとてもタメになった。
若者の声は無視され続けている。
ネット選挙を実現しても、若者の投票率は上がらない。
むしろ病気などで家から出られない老人たちが投票できるようになり、結果、老人の投票率だけが上がる。
老齢で既得権者である議員たちに、変革は不可能。
民主主義はもはや崩壊している。
全くその通りだと思う。
かと言って、その打開策が「無意識民主主義」だとは思えないが。
成田悠輔『22世紀の民主主義』(SB新書)読了。
22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる (SB新書)
- 作者: 成田 悠輔
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2022/07/05
- メディア: Kindle版
イェール大学准教授で、半熟仮想株式会社代表の成田悠輔が、22世紀へ向けて新たな民主主義を提案する。
その新たな民主主義とは「無意識民主主義」で、全国民の無意識をモニタリングして、その結果で政策を決めていけば、選挙も議員もいらないという考え。
それはともかく、前半の現状の分析はとてもタメになった。
若者の声は無視され続けている。
ネット選挙を実現しても、若者の投票率は上がらない。
むしろ病気などで家から出られない老人たちが投票できるようになり、結果、老人の投票率だけが上がる。
老齢で既得権者である議員たちに、変革は不可能。
民主主義はもはや崩壊している。
全くその通りだと思う。
かと言って、その打開策が「無意識民主主義」だとは思えないが。