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奥様はクレージーフルーツ [本]

12月21日(木)
柚木麻子『奥様はクレージーフルーツ』(文藝春秋)読了。

奥様はクレイジーフルーツ

奥様はクレイジーフルーツ

  • 作者: 柚木 麻子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/05/14
  • メディア: 単行本


島村初美は30歳で、アクセサリーのデザイナー。
夫の啓介は5歳上で、女性誌の編集長。
結婚してまだ3年だが、啓介の仕事が忙しく、もう4カ月もセックスレス。
大学のゼミで一緒だった羽生俊介と飲んでいるうち、おかしなムードになってきて……。

柚木麻子氏の本はこれが14冊目。
テーマはセックスレスに悩む若い妻の生き方だが、これを軽妙にコミカルに描いていて、要するに昔風に言えば艶笑小説。
宇能鴻一郎の世界。
まあ、あそこまでの性描写はないが。
メジャーな女性作家がこんな小説を書く時代になったのだな。
全12章のそれぞれに果物が出てくるのが、とってもオシャレ。

キャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』東京公演、13ステージ中7ステージが終わりました。
昨日は大学2年の娘と高校2年の息子が見に行ってきました。
2人とも楽しんだ様子。
息子は、森めぐみ・大森美紀子・坂口理恵の3人が特によかったと言っていました。
また、元木諒・山根翼の2人もおもしろかったと。
僕はこの3日ほど、自宅に籠もって、『おおきく振りかぶって』の改訂をしてきましたが、今日はサンシャイン劇場へ行く予定。
どのような進化を遂げたか、確認してきます。
『ティアーズライン』東京公演は12月25日(月)まで。
ご来場を心よりお待ちしています。
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