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デトロイト美術館の奇跡 [本]

4月24日(火)
原田マハ『デトロイト美術館の奇跡』(新潮社)読了。

デトロイト美術館の奇跡

デトロイト美術館の奇跡

  • 作者: 原田 マハ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/09/30
  • メディア: 単行本


2013年、アメリカ、デトロイト。
デトロイト市が財政破綻したことにより、デトロイト美術館の収蔵品を売却しようという話が持ち上がる。
それを食い止めたのは、デトロイト美術館を愛する市民たちだった……。

原田マハ氏の本はこれか23冊目。
実話に基づいた小説で、フィクションの部分があまりなく、極めてシンプル。
デトロイト美術館を代表する作品として、ポール・セザンヌの『マダム・セザンヌ(画家の夫人)』が取り上げられている。
表紙の絵だ。
僕にはセザンヌのよさがあまりわからないが、地元の美術館を愛する市民の気持ちはすばらしいと思った。

今日は三軒茶屋の世田谷パブリックシアターへ行き、梅棒『Shuttered Guy』を見てきました。
梅棒の皆さんとは去年の『15MunitesMadeAnnniversary』で共演したし、一色洋平君も出演しているのです。
梅棒を見るのはこれが初めて。
セリフはほとんどナシで、ダンスで物語を綴っていくスタイル。
一色君はかぶりものをしていて、ずっと顔を見せず、ゆえに目立たなかったのですが、1時間半過ぎたところで、突然の大爆発!
お客さんの爆笑をかっさらっていました。
いやあ、やっぱり一色君は凄い!
2時間15分と少々長めの作品でしたが、楽しめました。

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