オーブランの少女

７月１９日（木）
深緑野分『オーブランの少女』（東京創元社）読了。

オーブランの少女 (創元推理文庫)

• 作者: 深緑 野分
• 出版社/メーカー: 東京創元社
• 発売日: 2016/03/20
• メディア: 文庫

オーブランは１キロ四方の広大な庭。
老姉妹が５０年にわたって管理している。
ある日、管理人の姉が殺害された。
犯人は半裸の老女で、庭の奥の地下に監禁されていたらしい。
事件後、管理人の妹も自殺。
オーブランで昔、何があったのか。
５０年前、オーブランには大きな館が建っていた。
そこには病気や障害を持つ少女たちが集められていた……。

深緑野分氏の本はこれが２冊目。
海外を舞台にした短編ミステリ５篇を集めた短編集。
『オーブランの少女』は、第七回ミステリーズ！新人賞佳作を受賞した、深緑氏のデビュー作。
僕は、北欧を舞台にしたらしい『氷の皇国』が一番おもしろかった。

キャラメルボックス２０１８サマーツアー『エンジェルボール』京都公演の仕込み１日目。
僕は今から家を出て、京都に向かいます。
関西公演のたびに新幹線に乗って京都を通過していますが、降りるのは久しぶり。
高校２年の修学旅行以来だから、なんと４０年ぶりです。
４０年前は清水寺や南禅寺や八坂神社に行きました。
今回は残念ながら観光する暇はなさそうです。
京都劇場は京都駅のビルの上。
本番は明日の夜からです。
ご来場をお待ちしています。
では、行ってきます。