スターバト・マーテル [本]
7月28日(土)
篠田節子『スターバト・マーテル』(光文社文庫)読了。
幸村彩子は40代半ばの主婦で、デザイン事務所を経営している夫・祐介と二人暮らし。
初期の乳ガンの手術を終え、近所の会員制プールに入会する。
そこで、中学の同級生の、境光洋と再会する。
光洋は旧財閥系のハイテク企業に入社し、11年ほどロンドンにいて、今は本社の事業部長をしているらしい。
中学時代、光洋は成績はトップ、スポーツは万能、おまけにルックスもよくて、学校のヒーローだった。
彩子は光洋を意識するが、次に会った時、デートでなく、自宅のクリスマス・パーティーに招待された……。
篠田節子氏の本はこれが7冊目。
芸術選奨文部科学大臣賞受賞作。
中年の男女のラブストーリーだが、途中から話がとんでもない方向に転がっていき、何度も驚かされた。
タイトルは、光洋が好きなクラシック曲のタイトルで、作曲者はイタリアのペルゴシーレ。
併録の『エメラルド アイランド』はなんとドタバタコメディで、篠田氏はこんてものも書くのかとまたビックリ。
底知れない作家である。
今日は妻の誕生日のお祝いで、家族4人で近所のレストランへ行ってきました。
大学3年の娘が、前から一度行ってみたいと言っていた、小さなビストロ。
台風のせいか、客は我々4人のみ。
コース料理にしたのですが、料理も飲み物も4人が見事にバラバラで、笑ってしまいました。
家ではいつも同じものを食べているのに、好きな食べ物がまるっきり違うのはとても不思議でした。
帰り道、雨も風も弱くなっていました。
明日は晴れるといいなあ。
篠田節子『スターバト・マーテル』(光文社文庫)読了。
幸村彩子は40代半ばの主婦で、デザイン事務所を経営している夫・祐介と二人暮らし。
初期の乳ガンの手術を終え、近所の会員制プールに入会する。
そこで、中学の同級生の、境光洋と再会する。
光洋は旧財閥系のハイテク企業に入社し、11年ほどロンドンにいて、今は本社の事業部長をしているらしい。
中学時代、光洋は成績はトップ、スポーツは万能、おまけにルックスもよくて、学校のヒーローだった。
彩子は光洋を意識するが、次に会った時、デートでなく、自宅のクリスマス・パーティーに招待された……。
篠田節子氏の本はこれが7冊目。
芸術選奨文部科学大臣賞受賞作。
中年の男女のラブストーリーだが、途中から話がとんでもない方向に転がっていき、何度も驚かされた。
タイトルは、光洋が好きなクラシック曲のタイトルで、作曲者はイタリアのペルゴシーレ。
併録の『エメラルド アイランド』はなんとドタバタコメディで、篠田氏はこんてものも書くのかとまたビックリ。
底知れない作家である。
今日は妻の誕生日のお祝いで、家族4人で近所のレストランへ行ってきました。
大学3年の娘が、前から一度行ってみたいと言っていた、小さなビストロ。
台風のせいか、客は我々4人のみ。
コース料理にしたのですが、料理も飲み物も4人が見事にバラバラで、笑ってしまいました。
家ではいつも同じものを食べているのに、好きな食べ物がまるっきり違うのはとても不思議でした。
帰り道、雨も風も弱くなっていました。
明日は晴れるといいなあ。