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表現するときめきとよろこびを [本]

9月18日(火)
坂井清成『表現するときめきとよろこびを』(子どもの未来社)読了。

表現するときめきとよろこびを ~「朗読」から「語り」へ

表現するときめきとよろこびを ~「朗読」から「語り」へ

  • 作者: 坂井 清成
  • 出版社/メーカー: 子どもの未来社
  • 発売日: 2013/11/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


音声表現学苑代表の坂井清成が、「語り」の理論を解説する。

「語り」は「朗読」をより劇的にした音声表現。
僕が北千住のシアター1010で行っている「ドラマ・リーディング教室」ときわめて近い。
なので、この本に書いていることは非常に参考になった。
坂井氏は実際に文学作品を取り上げ、その「語り方」を解説する。
取り上げられたのは、
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
新美南吉『ごんぎつね』
芥川龍之介『鼻』『羅生門』『雛』『地獄変』
太宰治『女生徒』『ロマネスク』『駈込み訴え』
中嶋敦『山月記』
などなど。
CDがおまけでついていて、坂井氏本人が例文を「語って」いる。
その勇気と自信に脱帽。

『新感染』、妻・娘・息子も好評でした。
WOWOWで放送されたものを録画したので、いつでも見られる。
僕はいつも1人で見ますが、他の3人は一緒に見たりしているようです。
1本の映画について、家族4人で話し合うのはとても楽しい。
ちなみに、『ムーンライト』『ドリーム』も好評でした。
不評だったのは……
ここには書かないことにします。



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