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007/ユア・アイズ・オンリー [映画]

1月9日(水)
ジョン・グレン監督『007/ユア・アイズ・オンリー』(1981年)WOWOWで鑑賞。

007 ユア・アイズ・オンリー アルティメット・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD


ギリシャ、コルフ島沖の海で、イギリスの電子情報収集船が事故で沈没した。
船に積まれていたATAC(超低周発信機)を引き上げるため、イギリス海軍情報部は海洋考古学者ティモシー・ハブロック卿に作業を依頼。
ハブロックの一人娘、メリナ(キャロル・ブーケ)も作業を手伝うため、父の船にやってくる。
そこへ水上機が襲撃し、メリナの目の前で父と母を撃ち殺した。
ジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)は襲撃犯と見られるパイロット、ゴンザレス(ステファン・カリファ)を調査するため、マドリッドヘ飛んだ……。

007シリーズ12作目。
3代目ボンド、ロジャー・ムーアの5作目。
前作の能天気な宇宙活劇を反省したのか、今作は監督が交替し、中身もユーモアとお色気を抑えて、シリーズ本来のサスペンスに回帰。
ボンド・ガールのキャロル・ブーケが圧倒的に美しくて、呆然とした。
脇役で、『フォロー・ミー』『屋根の上のバイオリン弾き』のトポル、フィギュアスケート選手のリン・ホリー・ジョンソンが出演していた。
本来のレベルに戻って、一安心。

キャロル・ブーケは1957年、フランス生まれ。
15歳でソルボンヌ大学哲学科に入学したが、途中でフランス国立高等演劇学校に編入。
1977年、ルイス・ブニュエル監督『欲望のあいまいな対象』でデビュー。
そう言えば、この映画を見た時も、彼女の美人ぶりに驚いた記憶がある。
1981年、『007/ユア・アイズ・オンリー』のボンド・ガールに抜擢される。
つまり、当時は24歳だったわけだ。
その後は母国フランスの映画を中心に活躍。
1990年代は、シャネルの顔として、シャネルNo.5のモデルを務めていた。
この人の映画、もっと見たいと思ったが、日本未公開が多く、難しいようだ。
残念無念。

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