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とんねるずと『めちゃイケ』の終わり [本]

7月22日(月)
ラリー遠田『とんねるずと「めちゃイケ」の終わり』(イースト新書)読了。

とんねるずと『めちゃイケ』の終わり 〈ポスト平成〉のテレビバラエティ論 (イースト新書)

とんねるずと『めちゃイケ』の終わり 〈ポスト平成〉のテレビバラエティ論 (イースト新書)

  • 作者: ラリー遠田
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2018/08/10
  • メディア: 新書


フリーライター、お笑い評論家のラリー遠田が、テレビのバラエティ番組の現在を解説する。

2018年3月、フジテレビを代表する二つのバラエティ番組が終了した。
『とんねるずのみなさんのおかげでした』
『めちゃ2イケてるッ!』
どちらも30年続いた長寿番組だった。
これはテレビの世界において大事件だったようだが、僕はどちらも見たことがないので、ことの重大さがよくわからなかった。
ゆえに、この本はとてもタメになった。
他にも、
〇なぜフジテレビは低迷しているのか?
〇なぜダウンタウンは一人勝ちしているのか?
〇なぜ『アメトーーク!』『ゴッドタン』『水ダウ』はウケているのか?
〇なぜ視聴者は有吉とマツコから目が離せないのか?
なとが説明されていて、やはりとてもタメになった。
ウッチャン、華大、サンドウィッチマンなど、「いい人」が売れる時代、という分析はその通りだと思う。
僕にはそれがちょっと気持ち悪い。
極悪人では困るが、普通の人で十分だと思う。

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