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まほろ駅前狂想曲 [本]

10月10日(木)
三浦しをん『まほろ駅前狂想曲』(文藝春秋)読了。

まほろ駅前狂騒曲

まほろ駅前狂騒曲

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2013/10/30
  • メディア: 単行本


東京都まほろ市。
多田啓介が経営する多田便利軒が新年を迎える。
行天春彦は相変わらず居候としてゴロゴロしている。
多田はキッチンまほろのオーナー・柏木亜佐子に片思いしているが,関係はなかなか深まらない。
多田に、行天の元妻の三峯凪子から電話がかかってくる。
凪子と行天の間にできた4歳の娘・はるを1カ月半、預かってほしいと言う。
多田は仕方なく引き受けるが、行天になかなか言い出せない……。

三浦しをん氏の本はこれが16冊目。
『まほろ駅前多田便利軒』『まほろ駅前番外地』に続くシリーズ第三弾。
前作は短編集だったが、今回は長編。
しかも、長い。
が、多田と行天はそれぞれの問題の克服し、行天が便利軒を出る日が来る。
シリーズもこれにて幕。
僕は2作目の『番外地』が一番おもしろかった。

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