ｓｉｓｔｅｒｓ

１２月４日（水）
長塚圭史『ｓｉｓｔｅｒｓ』（ＰＡＲＣＯ出版）読了。

sisters

• 作者: 長塚 圭史
• 出版社/メーカー: パルコ
• 発売日: 2009/03/01
• メディア: 単行本

尾崎信助と馨は新婚の夫婦。
二人は信助の親戚の三田村優治が経営する、田舎の古いホテルにやってくる。
そのホテルのシェフが辞めてしまい、東京のレストランでシェフをしている信助に、優治が助けを求めてきた。
優治に料理を教えてくれというのだ。
ホテルには、児童文学作家の神城礼二と娘の美鳥が数年前から宿泊していた。
礼二は美鳥に、尾崎夫妻と接触するなと注意したが……。

２００８年７月に渋谷のパルコ劇場で、長塚圭史氏の演出で初演された脚本。
「信助」は田中哲司、「馨」は松たか子、「礼二」は吉田鋼太郎、「美鳥」は鈴木杏が演じた。
他に３人が出演。
オーソドックスな近親相姦もので、しっかり書けているが、特に意外性はなかった。

今日は１２時から１７時まで、キャラメルボックス俳優教室２０１９年度卒業公演『銀河旋律』の稽古。
キャラメルボックスの稽古場がなくなったため、阿佐ヶ谷のスタジオを借りて、稽古しています。
本番まであと２０日。
動き付けも終わり、今は仕上げの段階。
ここで生徒たちは急激に成長します。
僕も『銀河旋律』を演出するのは久しぶりので、本当に楽しい。
３０年も前に書いた脚本だけど、やっぱり大好きな作品です。
頑張ります。