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感じることば [本]

5月23日(土)
黒川伊保子『感じることば』(河出文庫)読了。

感じることば (河出文庫 く 13-1)

感じることば (河出文庫 く 13-1)

  • 作者: 黒川伊保子
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2016/07/05
  • メディア: 文庫


感性リサーチ代表取締役、エッセイスト、コメンテーターの黒川伊保子のエッセイ集。

黒川伊保子氏は1959年、栃木県出身。
1983年、奈良女子大学理学部物理学科卒業後、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリに入社。
AI(人工知能)の研究を通じて、語感の正体が「言葉の発音の身体感覚」であることを発見。
世界初の語感分析法である「サブリミナル・インプレッション導出法」を開発し、2003年、感性リサーチを設立。
化粧品、自動車、食品業界などの新商品名分析を相次いで受注し、感性分析の第一人者となる。
日本テレビ「世界一受けたい授業」やNHK教育テレビ「日本語なるほど塾」などに出演、ananやSPA!など雑誌の恋愛特集のコメンテーターをつとめる。
2018年、『妻のトリセツ』(講談社+α新書)がベストセラーになる。
僕は以前、黒川氏の『日本語はなぜ美しいのか』(集英社新書)という著作を読んだが、「語感」の分析が非常におもしろく、タメになった。
『感じることば』は普通の身辺雑記で、言葉に関する話はほとんど出てこない。
残念。

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