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マ・レイニーのブラックボトム [映画]

12月27日(日)
ジョージ・C・ウルフ監督『マ・レイニーのブラックボトム』(2020年)NETFLIXで鑑賞。

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1927年、シカゴ。
あるスタジオに、「ブルースの母」と呼ばれる伝説的歌手、マ・レイニー(ヴィオラ・デイヴィス)がレコーディングにやってくる。
マの恋人の女、運転手の甥、バックバンドのメンバー4人を引き連れて。
メンバーの一人、トランペッターのレヴィー(チャドウィック・ボーズマン)は独立して自分のバンドを作りたがっている。
レコード会社のプロデューサーたちはみんな白人だったが、大スターのマに頭が上がらない。
マは、コーラを買ってくるまで歌わないだの、甥にナレーションをやらせろだの、好き放題。
レコーディングはなかなか始まらない……。

1982年にオーガスト・ウィルソンが発表した戯曲『Ma Rainey's Black Bottom』の映画化。
元が芝居だったので、場所はスタジオと楽屋のみ、登場人物たちはひたすらしゃべりまくる。
些細なことで激しくケンカし、暴力を振るう。
キャラクターも極端。
ラストはやりすぎで、ガッカリした。
『42』『ブラックパンサー』のチャドウィック・ボーズマンは、この映画を撮影後、大腸ガンで亡くなった。
なんと43歳だった。

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