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凛たる人生 [本]

3月22日(月)
香川京子『凛たる人生』(ワイズ出版)読了。

凛たる人生 映画女優 香川京子

凛たる人生 映画女優 香川京子

  • 出版社/メーカー: ワイズ出版
  • 発売日: 2018/03/20
  • メディア: 単行本


共同通信編集委員の立花珠樹による、香川京子のインタビュー集。

香川京子は、1931年、茨城県行方郡麻生町(現行方市)生まれ。
小学校入学までは兵庫県芦屋市、その後は東京で育つ。
本名は、牧野香子(まきのきょうこ)。
1949年、東京都立第十高等女学校を卒業し、東京新聞主催の「ニューフェイス・ノミネーション」に合格、新東宝へ入社する。
1950年、『窓から飛び出せ』でデビュー。
1953年、フリーになる。
大手映画会社間の五社協定によって、他の女優が自社の作品に縛られる中、様々な巨匠の作品に出演することができた。
1963年、新聞社に勤める男性と結婚。
1965年、夫の海外赴任先であるニューヨークへ同行し、映画から3年ほど離れる。
1968年、帰国後、テレビドラマ・舞台へ主軸を移す。
主な出演作は、
成瀬巳喜男監督『銀座化粧』(1951年)
成瀬巳喜男監督『おかあさん』(1952年)
成瀬巳喜男監督『稲妻』(1952年)
今井正監督『ひめゆりの塔』(1953年)
小津安二郎監督『東京物語』(1953年)
溝口健二監督『山椒大夫』(1954年)
溝口健二監督『近松物語』(1954年)
成瀬巳喜男監督『驟雨』(1956年)
黒沢明監督『どん底』(1957年)
黒沢明監督『悪い奴ほどよく眠る』(1960年)
本多猪四郎監督『モスラ』(1961年)
黒沢明監督『天国と地獄』(1963年)
黒沢明監督『赤ひげ』(1965年)
山田洋次監督『男はつらいよ/寅次郎春の夢』(1979年)
黒沢明監督『まあだだよ』(1993年)
周防正行監督『Shall we ダンス?』(1996年)
是枝裕和監督『ワンダフルライフ』(1999年)
4大巨匠全員の映画でヒロインを演じている稀有の女優。
若い頃の美しさは筆舌に尽くしがたい。
本人は「個性のない普通の雰囲気が使いやすかったのだと思う」と言っているが、いやいや、清楚で知的で都会的な美しさが巨匠たちに愛されたのだ。
私、ファンです。

今朝は今年14回目のジョギング。
3,5キロ走って、1キロ歩いて、0,5キロ走りました。
3,5キロのタイムは、20分05秒。
前回より3秒遅くなりました。
成井硝子店・第一回公演振替公演『ゲキジョ!』の本番6日目。
18時より9ステージ目。
ほとんどミスがなく、クライマックスはこれまでで最高の盛り上がりを見せ、ベスト・ステージとなりました。
明日はいよいよ千秋楽。
当日券あります!
ぜひとも荻窪オメガ東京へ!

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