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ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 [本]

5月25日(火)
東野圭吾『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(光文社)読了。

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2020/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


神尾真世は30歳で、東京の広告代理店に勤めている。
故郷の中学の同窓会に誘われるが、気が進まない。
父親の英一が担任教師で、在学中にあまりいい思い出がないのだ。
その英一が、自宅で何者かに殺された。
真世が自宅に急行すると、そこへ叔父の武史がやってきた。
武史はアメリカでマジシャンとして活躍していたが、今は東京でバーを経営している。
真世は武史と共に、犯人探しを開始するが……。

東野圭吾氏の本はこれが81冊目。
舞台はおそらく2022年で、「コロナ後の世界」が描かれている。
新型コロナの流行が常態化し、感染対策が当たり前になった日本。
こういう小説を読むのは初めてだったので、新鮮だった。
また、名探偵役の元マジシャン「神尾武史」のキャラクターもいい。
被害者の遺族であることを逆手に取って、警察に言いたい放題。
そのセリフが実に小気味いい。
東野さんにはぜひともシリーズ化していただきたい。

ナッポス・ユナイテッド『容疑者χの献身』の稽古25日目。
第5回通し稽古。
上演時間は昨日より54秒長くなって、1時間42分33秒。
ほぼノーミスで、非常に質の高い芝居になりました。
終了後は全員で稽古場バラシ。
明日からいよいよ小屋入りです。
北千住にある、シアター1010。
北千住駅の目の前にある丸井の10階です。
ぜひぜひご来場ください!

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