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殺人出産 [本]

9月23日(木)
村田沙耶香『殺人出産』(講談社文庫)読了。

殺人出産 (講談社文庫)

殺人出産 (講談社文庫)

  • 作者: 村田沙耶香
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/08/12
  • メディア: Kindle版


近未来。
女性は子供を10人産むと、他人を1人殺す権利を得る。
この「殺人出産」システムによって、日本は少子化を克服した。
育子は独り暮らしのOL。
姉の環は17歳の時、「産み人」となる道を選び、家を出ていった。
夏休み、従妹の小学5年のミサキが泊まりに来る。
ミサキは宿題の自由研究のテーマを「殺人出産」にすると言う……。

村田沙耶香氏の本は11冊目。
『殺人出産』『トリプル』『清潔な結婚』『余命』、4つの短編を収録した短編集。
どれもSF的な設定で書かれた純文学だが、説得力に欠け、楽しめなかった。

ナッポス・プロデュース『トリツカレ男』稽古10日目。
12・13場の復習の後、パフォーマンスの稽古。
初演・再演と同じく、振付の斉藤美明さんがアシスタントの人と来て、指導してくださいました。
ジャグリング、シガーボックス、ポイ、カラーガードの4組に分かれて稽古。
カラーガードとはフラッグのことで、稽古場は天井が低いため、近所の公園に出かけていきました。
3時間後に頭からお尻まで段取りを決めて、ざっと通してみました。
うん、何とか行けそうな感じ。
これからいっぱい練習が必要ですが、楽しいパフォーマンスになりそうです。
お楽しみに!


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