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ソウル・キッチン [映画]

9月28日(火)
ファティ・アキン監督『ソウル・キッチン』(2009年)WOWOWで鑑賞。

ソウル・キッチン [DVD]

ソウル・キッチン [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2011/08/26
  • メディア: DVD


ドイツ、ハンブルク。
ギリシア系ドイツ人のジノス・カザンザキス(アダム・ボウスドウコス)はレストラン「ソウル・キッチン」の若き経営者。
ある日、服役中の兄イリアス(モーリッツ・ブライブトロイ)がやってきて、店で雇えと言う。
仮出所のために勤め先が必要で、名目だだけで働く気はないと言う。
ジノスは、恋人ナディーン・クルーガー(フェリーネ・ロッガン)と別れたばかりで落ち込んでいたが、渋々承諾する。
さらに、、税務署や衛生局に目をつけられた上、重い物を運ぼうとして、椎間板ヘルニアを発症。
止むを得ず、高級店をクビになった天才シェフ、シェイン・ヴァイス(ビロル・ユーネル)を雇い入れる。
しかし、シェインの作る料理はあまりにも上品で、客は次第に減っていく……。

ドイツ・フランス・イタリアの合作映画で、原題は『Soul Kitchen』。
コメディ映画だが、ベタ過ぎて、あまり笑えなかった。
しかし、ハンブルクでギリシア人が営むレストランという設定はおもしろく、ファティ・アキン監督のセンスを感じた。
ファティ・アキンは1973年、ハンブルクでトルコ移民の二世として生まれた。
2004年、『愛より強く』が第54回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。
2007年、『そして、私たちは愛に帰る』が第60回カンヌ国際映画祭で脚本賞と観客賞を受賞。
2009年、『ソウル・キッチン』がヴェネツィア国際映画祭で審査員特別賞を受賞。
つまり、36歳にして世界三大映画祭すべてで賞を獲得した人。
確かに『そして、私たちは愛に帰る』はなかなかおもしろかった。
まずはそちらを見るべき。


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