イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ

１０月１４日（木）
バンクシー監督『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』（２０１０年）ＷＯＷＯＷで鑑賞。

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ スタンダードエディション [DVD]

• 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
• 発売日: 2016/09/30
• メディア: DVD Audio

ティエリー・グエッタは古着屋で、趣味はビデオカメラの撮影だった。
身の回りの家族・友人を撮ることから始め、ストリート・アートに興味を持つ。
アーティストに張り付いて、彼らが夜間に違法のペインティングを行う様子を記録した。
有名なアーティストは一通り撮ったが、正体不明の「バンクシー」とは連絡が取れず、接触できなかった。
ところが、ある日、「バンクシー」がアシスタントを探していると聞き、即座に立候補。
運良く採用され、「バンクシー」と行動を共にする。
「バンクシー」はティエリーに記録映画を作るように勧める。
ティエリーはすぐに作り、「バンクシー」に見せたが、惨憺たる出来だった。
「バンクシー」は代わりに自分が作ることにして、ティエリーにはアーティストとしてのデビューを勧めた。
ティエリーは「ミスター・ブレインウォッシュ」という名前で活動を開始する……。

こうして「バンクシー」が作ったドキュメンタリー映画が、この『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』。
主人公はティエリーで、「バンクシー」は脇役として登場する。
もちろん、顔は映らない。
が、「バンクシー」の工房内や、彼がストリートでペインティングする様子を映っていて、とても興味深かった。