麦本三歩の好きなもの／第二集

１２月２１日（火）
住野よる『麦本三歩の好きなもの／第二集』（幻冬舎）読了。

麦本三歩の好きなもの 第二集

• 作者: 住野 よる
• 出版社/メーカー: 幻冬舎
• 発売日: 2021/02/25
• メディア: 単行本

麦本三歩は２０代中盤の女性で、大学の図書館の司書をしている。
自意識過剰で極端に内向的な性格のため、先輩方とうまく会話できず、仕事も失敗ばかり。
勤め始めて３年、ついに後輩が入ってくる。
それは中国人の女性で、流暢な日本語を話し、性格も明朗快活。
三歩は先輩として、何とか彼女の世話をしようとするが……。

シリーズ第二集は、短編１２を収録。
住野よる氏の小説は大胆な設定のものが多いが、これは麦本三歩という女性の日常をひたすら描くだけの小説。
事件は何も起きないが、内気な三歩の内面は常に揺れている。
それをコミカルな文体で軽妙に描いた、ユーモア小説、お仕事小説、青春小説。
繰り返しのギャグで多くて、少々クドく感じるが、現代の若い女性の心理が細やかに描かれ、とてもタメになる。
まだまだ続くのだろうな。

今日は今年５６回目のジョギング。
３，５キロ走って、１，５キロ歩いて、１，５キロ走りました。
３，５キロのタイムは、１９分４３秒。
前半飛ばしすぎて、後半失速し、前回より３秒遅くなってしまいました。
悔しい！
キャラメルボックス２０２１クリスマスツアー『サンタクロースが歌ってくれた』東京公演の仕込み２日目。
１６時から場当たりで、非常にスムーズに進み、途中夕食を挟んで、２０時には終わってしまいました。
準備は万全。
明日はゲネプロと本番初日。
頑張ります！