楽園の夜

１２月２２日（水）
パク・フンジュン監督『楽園の夜』（２０２１年）ＮＥＴＦＬＩＸで鑑賞。

ヤクザのテグ（オム・テグ）は身内を殺された報復として、敵対組織の要人を襲撃する。
テグの行動によって本格的な抗争が始まり、テグは身を隠すため済州島に飛んだ。
テグは現地で銃器の密売を行うクト、クトが世話する女、ジョエン（チョン・ヨビン）と出会う。
ジョエンは不治の病を患っており、余命幾ばくもない。
ジョエンとテグは一緒に暮らすうちに、次第に距離を縮めていく……。

Netflixで２０２１年４月９日から配信された映画。
暴力団員が人を殺して南の島へ逃げるという話は、北野武監督『ソナチネ』（１９９３）のまんま。
明らかに強い影響を受けている。
『ソナチネ』ひたすら乾いていたが、『楽園の夜』は韓国映画らしく、残虐でセンチメンタル。
しかし、適度に抑制されていて、楽しめた。
主演のオム・テグがハンサムすぎず、精悍でカッコいい。
敵役で、『がんばれ！チョルス』『ハイヒールの男』のチャ・スンウォンが出演。
ダンディで素敵だった。
お薦めです。

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