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ヒトコブラクダ層ぜっと(下) [本]

9月25日(日)
万城目学『ヒトコブラクダ層ぜっと(下)』(幻冬舎)読了。

ヒトコブラクダ層ぜっと(下) (幻冬舎単行本)

ヒトコブラクダ層ぜっと(下) (幻冬舎単行本)

  • 作者: 万城目学
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2021/06/23
  • メディア: Kindle版


三つ子の榎土梵天・梵地・梵人は、自衛隊員として、イラクに行く。
そこで、撤退したはずのアメリカ軍に拉致され、砂漠の中の小さなオアシスに連れていかれる。
そこにいた老人の教えに従い、水の涸れた元オアシスの沼に行き、パラシュートを付けて、下へ落ちる。
そこはまた砂漠で、空があり、遠くにレンガでできた町があった。
それは、4000年前にシュメール人が作った、アガデという町だった‥‥。

下巻は、上巻より長い490ページ。
合計935ページを、4日半で読んだ。
日本では珍しい本格ファンタジーで、非常に読み応えがあった。
ただし、描写が丁寧すぎるキライがあって、30パーセントは削れるのではないかと思った。
とは言え、とても見事な出来で、万城目氏をちょっと見直した。
お薦めです。

今日は今年40回目のジョギング。
3,5キロ走って、1,2キロ歩いて、1,9キロ走りました。
3,5キロのタイムは、19分46秒。
前回より18秒短くなりました。
これからしばらくは自宅で脚本の構想・執筆・改訂。
身体が鈍らないように、太らないように気を付けます。

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