黄金の馬車

９月２６日（月）
ジャン・ルノワール監督『黄金の馬車』（１９５３年）AmazonPrimeで鑑賞。

黄金の馬車 《スペシャル・プライス》 Blu-ray

• 出版社/メーカー: IVC
• 発売日: 2022/06/24
• メディア: Blu-ray

黄金の馬車 デラックス版 [DVD]

• 出版社/メーカー: パイオニアLDC
• 発売日: 2000/06/23
• メディア: DVD

１８世紀、南米のスペイン植民地。
総督フェルディナン（ダンカン・ラモント）は本国スペインから船で黄金の馬車を取り寄せる。
その船に同乗していたのが、ドン・アントニオ（オドアルド・スパダーロ）率いるイタリアのコメディア・デラルテ（即興仮面劇団）の一座。
看板女優のカミーラ（アンナ・マニャーニ）は、恋人の騎士フェリペ（ポール・キャンベル）を同伴していた。
一座は早速興行を始めるが、総督も、人気闘牛士ラモン（リカルド・リオリ）も、カミーラ虜になってしまう。
総督はカミーラに、黄金の馬車をあげると約束したが‥‥。

プロスペル・メリメの一幕劇を映画化。
舞台劇として始まり、すぐに映画になるが、最後はまた舞台で終わる。
ロマコメだと思われるが、古くて全然おもしろくない。
ヒロイン役もガッチリした体格のオバサンで、なぜこんな人がモテる？と思っていたら、なんとこの人が、当時のイタリアを代表する大女優アンナ・マニャーニだった。
２年後の１９５５年に、『バラの刺青』でアカデミー主演女優賞とゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)を受賞する。
僕は初めて見たが、確かに凄い存在感だった。
そして、６０年代は、ソフィア・ローレンの時代になるわけだ。