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五つ数えれば三日月が [本]

10月18日(火)
李琴峰『五つ数えれば三日月が』(文藝春秋)読了。

五つ数えれば三日月が

五つ数えれば三日月が

  • 作者: 琴峰, 李
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2019/07/31
  • メディア: 単行本


林よ梅(りんよばい)(「よ」は「女」偏に「予」の字)は台湾彰化県陝西村の出身で、30歳、東京都内の金融会社の営業職。
15歳の時、同性とキスをして以来、男性を受け入れられない。
浅羽実桜(あさばみお)は林の大学院時代の友人で、台湾台中の日本語教室で講師をしながら、夫の家族と暮らす。
2人は、林が2011年にW大学の大学院に留学した時、出会い、仲良くなった。
2018年の夏、2人は数年ぶりに池袋で再会する。
林は今でも、実桜に友情以上の感情を抱いていた‥‥。

李琴峰(りことみ)の短編集で、上記は表題作の『五つ数えれば三日月が』。
他に、『セイナイト』を収録。
どちらも作者らしき女性が主人公で、レズビアンであることに苦しみながら生きる姿を描く。
『五つ数えれば三日月が』は、最後のページでタイトルの意味がわかり、とってもオシャレ。
純文学にしては読みやすく、楽しめた。

今日は今年48回目のジョギング。
3,5キロ走って、1,2キロ歩いて、1,9キロ走りました。
3,5キロのタイムは、19分06秒。
前回より22秒速くなって、今年の最高記録でした。
ヤッタッター!
一昨年の4月からジョギングを始めて、この3,5キロコースの最高記録は、一昨年の9月に出した、18分55秒。
まだ11秒及びません。
年々老化しているので、破るのは難しいかもしれません。
でも、挑戦は続けようと思います。
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