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白き処女地 [映画]

11月23日(水)
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督『白き処女地』(1934年)AmazonPrimeで鑑賞。

白き処女地 [DVD]

白き処女地 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジュネス企画
  • 発売日: 2008/11/25
  • メディア: DVD


カナダ北部にある村・ペリボンカ。
ここにはフランスからの移民の子孫が祖先の古い伝統を守り続けて生活している。
町の外れに、シャプドレーヌ一家が住んでいる。
父親のサミュエル、母親のローラ、長男のエスドラ、次男のティ・ベ、末娘のマリヤ(マドレーヌ・ルノー)。
マリヤは父親と村に出かけた時、数年振りにフランソワ・パラディ(ジャン・ギャバン)に会う。
フランソワは猟師で、森に生きる男だった。
二人は心を通わせるが、マリヤには、近所に住むユートロープ・ギャニョンや、都会からやってきたロランゾ・シュルプルナンも思いを寄せていた‥‥。

原題は『Maria Chapdelaine』、英題は『The Nakid Heart』。
ルイ・エモンの小説を映画化。
モノクロ、77分。
フランス本国で大ヒットし、1950年には、マルク・アレグレの監督でリメイクされた。
カナダに住むフランス移民の話は初めて見た。
景色はアメリカ西部劇とそっくりなのに、拳銃も酒場も出てこない。
みんなまじめな農民たち。
ジャン・ギャバンも漁師役なので、ひたすら雪山を歩いていた。
ラストが予想外で、ちょっと驚いた。
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の映画は、これで10本目。

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