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日本橋に生まれて/本音を申せば [本]

12月24日(土)
小林信彦『日本橋に生まれて/本音を申せば』(文藝春秋)読了。

日本橋に生まれて 本音を申せば (文春e-book)

日本橋に生まれて 本音を申せば (文春e-book)

  • 作者: 小林 信彦
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2022/01/26
  • メディア: Kindle版


小説家の小林信彦が週刊文春に連載したエッセイ『本音を申せば』を書籍化したものの最新刊。
1998年の連載開始から、1年に1冊ずつ書籍化し、これが23冊目にして、最終巻。

小林信彦氏は、1932年、東京市日本橋区米沢町2-5(現在の東京都中央区東日本橋2-18-5)生まれ。
江戸時代から9代続いた老舗和菓子屋「立花屋」の長男。
早稲田大学第一文学部英文学科卒業。
1959年、江戸川乱歩の知遇を得て、弱冠26歳で、ミステリ雑誌『ヒッチコックマガジン』の編集長に就任。
最初期の星新一や筒井康隆の活動をサポート。
テレビやラジオにたびたび出演し、青島幸男・永六輔・前田武彦などと共に、マルチタレントとして名を知られる。
構成作家、ギャグライターとして、クレイジーキャッツの映画などに参加。
1964年、中原弓彦名義で、処女長篇『虚栄の市』を刊行。
1966年、小林信彦名義で、『冬の神話』を刊行。
1973年、『日本の喜劇人』で芸術選奨新人賞を受賞。
芥川賞候補に3回、直木賞候補にも3回なっているが、どちらも受賞に至らず。
2006年、『うらなり』に至る業績で第54回菊池寛賞を受賞。
2017年、自宅で脳梗塞を起こし、急遽入院するが、左半身不随となる。
それでも『本音を申せば』の連載は続けていたが、ついにこの本で終了。
長年の愛読者としては寂しい限り。

キャラメルボックス2022クリスマスツアー『クロノス』東京公演4日目。
13時から4ステージ目、17時から5ステージ目。
どちらも満員で、うれしい限り。
上演時間は、どちらも1時間54分前後でした。
残り1日、1ステージ。
頑張ります!
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