人数の町 [映画]
3月17日(金)
荒木伸二監督『人数の町』(2020年)Netflixで鑑賞。
借金取りから暴行を受けていた蒼山(中村倫也)は、黄色いツナギを着た男に助けられる。
居場所を用意してやるというその男に連れていかれたのは、奇妙な町。
そこの住人は、ネットへの書き込み、別人を装っての選挙投票など、簡単な労働を果たせば、衣食住が保証される。
ある日、蒼山の前に、妹を捜しにきたという紅子(石橋静河)が現れる‥‥。
荒木伸二監督が、2017年に第1回木下グループ新人監督賞の準グランプリを受賞した作品を映画化したもの。
一種のSF映画、あるいはディストピア映画だが、あまりにもスケールが小さく、チープに感じられた。
渡辺謙作監督『となり町戦争』(2006年)、ロルカン・フィネガン監督『ビバリウム』(2019年)に近い。
この手の映画は、安部公房のような哲学がなければ、おもしろくならないのに。
荒木伸二監督『人数の町』(2020年)Netflixで鑑賞。
借金取りから暴行を受けていた蒼山(中村倫也)は、黄色いツナギを着た男に助けられる。
居場所を用意してやるというその男に連れていかれたのは、奇妙な町。
そこの住人は、ネットへの書き込み、別人を装っての選挙投票など、簡単な労働を果たせば、衣食住が保証される。
ある日、蒼山の前に、妹を捜しにきたという紅子(石橋静河)が現れる‥‥。
荒木伸二監督が、2017年に第1回木下グループ新人監督賞の準グランプリを受賞した作品を映画化したもの。
一種のSF映画、あるいはディストピア映画だが、あまりにもスケールが小さく、チープに感じられた。
渡辺謙作監督『となり町戦争』(2006年)、ロルカン・フィネガン監督『ビバリウム』(2019年)に近い。
この手の映画は、安部公房のような哲学がなければ、おもしろくならないのに。