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日本を愛した植民地/南洋パラオの真実 [本]

3月24日(金)
荒井利子『日本を愛した植民地/南洋パラオの真実』(新潮新書)読了。

日本を愛した植民地 南洋パラオの真実 (新潮新書)

日本を愛した植民地 南洋パラオの真実 (新潮新書)

  • 作者: 荒井 利子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/09/16
  • メディア: 新書


社会学者の荒井利子が、かつて日本の植民地だった南洋パラオの歴史と現在を解説する。

パラオはミクロネシアの国で、フィリピンの東、ニューギニアの北。
バベルダオブ島、コロール島、ベリリュー島、アンガウル島など、大小300以上の島から成る。
人口は2万人。
このパラオが、1914年から30年間、日本の委託統治領だった。
日本の前がドイツで、その前がスペイン。
日本の後がアメリカ、そして独立。
しかし、パラオのお年寄りは、日本の時代が一番良かったと言い、今も日本語を話し、毎日NHKを視聴しているらしい。
西洋諸国は植民地を搾取した。
が、日本は同化政策を行い、インフラを整備し、学校を建て、たくさんの人が移住した。
1945年には、在パラオ邦人は10万人に達していたらしい。
日本人とパラオ人の交流も盛んで、今でも友情が続き、日本人がパラオへ行ったり、パラオ人が日本に来たりしている。
日本が海外に進出する時は常に同化政策を行い、韓国や台湾でも、パラオと同じことをした。
台湾のお年寄りにも親日家がいるが、パラオの比ではない。
世界の歴史上、植民地経営が最もうまくいった例、それが日本とパラオなのだ。
すべてが初耳でとても勉強になった。
お薦めです。

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  • 出版社/メーカー: 地球の歩き方
  • 発売日: 2019/08/08
  • メディア: Kindle版



パラオはなぜ「世界一の親日国」なのか 天皇の島ペリリューでかくも勇敢に戦った日本軍将兵

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  • 作者: 井上 和彦
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2015/05/01
  • メディア: Kindle版


今日は今年21回目のジョギング。
3,5キロ走って、1,1キロ歩いて、2,2キロ走りました。
3,5キロのタイムは、20分51秒。
前半、新記録を狙ってペースを上げたら、後半グロッキー状態になってしまい、今年最遅の記録が出てしまいました。
トホホ。
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