悪党/潜入300日ドバイ・ガーシー一味 [本]
3月12日(火)
伊藤喜之『悪党/潜入300日ドバイガーシー一味』(講談社+α新書)読了。
元・朝日新聞ドバイ支局長で作家の伊藤喜之が、ドバイ潜伏中のガーシーこと東谷義和とその一味に密着取材した報告。
伊藤氏は最初に書いたガーシーのインタビュー記事をボツにされ、朝日新聞を退職し、フリージャーナリストの立場で取材を続けた。
ガーシーとその一味の一人一人にインタビューし、その来歴と真意を明らかにしていく。
タイトルは、ガーシー本人が自分を「悪党」と名乗ったことから付けられたようだが、発言の多くは自己正当化で、コンプライアンス的にはすべてアウト。
ガーシーはギャンブル依存症で、詐欺師で、27年にわたってアテンダー(芸能人に女性をあてがう仕事)をしていた。
故に全く共感できない。
が、「たとえ違法行為でも、自分はこう思ったから、こうしたのだ」という犯罪者の心理はとてもタメになった。
伊藤喜之『悪党/潜入300日ドバイガーシー一味』(講談社+α新書)読了。
悪党 潜入300日 ドバイ・ガーシー一味 (講談社+α新書)
- 作者: 伊藤喜之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2023/03/16
- メディア: Kindle版
元・朝日新聞ドバイ支局長で作家の伊藤喜之が、ドバイ潜伏中のガーシーこと東谷義和とその一味に密着取材した報告。
伊藤氏は最初に書いたガーシーのインタビュー記事をボツにされ、朝日新聞を退職し、フリージャーナリストの立場で取材を続けた。
ガーシーとその一味の一人一人にインタビューし、その来歴と真意を明らかにしていく。
タイトルは、ガーシー本人が自分を「悪党」と名乗ったことから付けられたようだが、発言の多くは自己正当化で、コンプライアンス的にはすべてアウト。
ガーシーはギャンブル依存症で、詐欺師で、27年にわたってアテンダー(芸能人に女性をあてがう仕事)をしていた。
故に全く共感できない。
が、「たとえ違法行為でも、自分はこう思ったから、こうしたのだ」という犯罪者の心理はとてもタメになった。