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ダーティハリー3 [映画]

3月12日(火)
ジェームズ・ファーゴ監督『ダーティハリー3』(1976年)WOWOWで鑑賞。

ダーティハリー3 [Blu-ray]

ダーティハリー3 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: Blu-ray


サンフランシスコ。
殺人課の刑事ハリー・キャラハン(クリント・イーストウッド)は相棒のフランク・ディジョルジョ (ジョン・ミッチャム)と共に強盗現場に急行し、犯人を射殺する。
上司のマッケイ(ブラッドフォード・ディルマン)はハリーの乱暴なやり方に怒り、彼を人事課に異動させる。
ハリーは翌日の刑事昇任試験に面接官として参加し、女性候補のケイト・ムーア(タイン・デイリー)に厳しくあたる。
一方、フランクは新たな相棒と巡回中に、ハミルトン兵器工場の武器強奪事件に遭遇。
一味のボスに背後からサバイバルナイフで刺され、殉職する。
犯人グループは「人民革命軍団」と名乗り、市長に100万ドルを要求。
殺人課へ戻されたハリーは、新たな相棒として刑事に昇格したケイトを紹介される‥‥。

原題は『The Enforcer』。
シリーズ3作目で、いきなり質が下がった。
問題は脚本よりも演出で、撮り方が何ともダサく、始まってすぐにガッカリ。
タイン・デイリーはヒロインらしからぬ普通っぽさで、初めて見る女優さんだと思ったら、なんと『スパイダーマン/ホームカミング』(2017年)に出演していた。
「アン・マリー・ホーグ」という役だが、僕は覚えてない。
1946年生まれなので、本作公開時は30歳、『スパイダーマン/ホームカミング』公開時は71歳。
アメリカでは有名な人なのかもしれない。
ところで、アメリカには「ダーティハリー症候群」(Dirty Harry syndrome)という言葉があるらしい。
緊張状態にある新人警察官が、自らを逞しく見せようとするあまり、過度に暴力を振るってしまうことを指す俗語。
以前は、「ワイアット・アープ症候群」という言葉が使われていたが、今はこっちらしい。
『ダーティハリー』シリーズの偉大さがよくわかる。

ダーティハリー3 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: DVD



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