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風と木の歌 [本]

3月22日(金)
安房直子『風と木の歌』(偕成社文庫)読了。

風と木の歌: 童話集 (偕成社文庫 3262)

風と木の歌: 童話集 (偕成社文庫 3262)

  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2006/07/01
  • メディア: 単行本


童話作家・安房直子の童話集。
『きつねの窓』『さんしょっ子』『夕日の国』など、8編を収録。

安房直子氏の童話集を読むのは、『遠い野ばらの村』に続いて2冊目だが、出版は本書の方が先。
安房氏の第一短編集として、1972年に実業之日本社から出版された。
8編中3編は別の本で既に読んでいた。
それが『きつねの窓』『さんしょっ子』『夕日の国』で、どれも名作。
安房氏の作品は穏やかで優しいが、けっしてオーソドックスでなく、しばしばサプライズがある。
それが楽しみで読んでいる。
お薦めです。


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