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不適切にもほどがある#6~8 [映画]

3月25日(月)
金子文紀他監督『不適切にもほどがある』#6~8(2022年)Netflixで鑑賞。

不適切にもほどがある!

不適切にもほどがある!

  • 作者: 宮藤 官九郎
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2024/04/02
  • メディア: 単行本


令和の世界でEBSテレビのカウンセラーを務める市郎(阿部サダヲ)のもとに、渚(仲里依紗)が同期の羽村由貴(ファーストサマーウイカ)を連れてくる。
羽村は憧れの脚本家・エモケン(池田成志)との打ち合わせについて悩んでいた。
市郎は羽村と共に打ち合わせに行く。
一方、昭和の世界では、市郎が令和の時代からなかなか帰ってこないことを純子(河合優実)が心配していた。
市郎と純子の未来の運命を知った秋津(磯村勇斗)は、市郎はある場所に連れていく‥‥。

後半戦に入って、ドラマの比重が高まってきた。
つまり、市郎、純子、渚の3人の親子愛を描くシーンが増えたのだ。
本作はもともと、「令和の行き過ぎたコンプライアンス重視を、昭和から来た男が徹底的に批判する」というような、大真面目なドラマではない。
昭和と令和のギャップを笑い、昭和と令和の両方を茶化す、かなり軽いコメディなのだ。
が、それは本作の半分で、もう半分はタイムトラベルによって生じる親子の触れ合い。
渚が市郎の孫とわかり、市郎と純子が阪神淡路大震災で亡くなることがわかると、タイムトラベルによって生じた彼ら彼女らの再会は俄然、切ないものになる。
ま、タイムトラベルSFの常道ではあるが。
おそらく、残り2回。
10話が放送されたら、まとめて見ようと思う。

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